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昨年の「勝ち組」ヘッジファンド、今年も堅調なパフォーマンス持続

22日付のウォールストリート・ジャーナルによると、昨年高リターンを上げたヘッジファンドの多くは、今年に入っても好調なパフォーマンスを持続しているという。
昨年150億ドル近いリターンを上げたジョン・ポールソン氏率いる米ヘッジファンド、ポールソン社は、今年上半期においても、金融関連の低迷が続くと予想して、20%のリターンをあげている。また、ハービンジャー(Harbinger)・キャピタル・パートナーズの旗艦ファンド「Harbinger Capital Partners Ⅰ」は昨年120%のリターンを上げたが、今年上半期もコモディティ関連中心の運用が功を奏し、42%のリターンを上げているという。

昨年、一部ヘッジファンドのパフォーマンスがずば抜けてよかったのは、空売りを仕掛けていた住宅関連商品の多くが破綻したためである。依然として住宅関連市場の低迷が続いているため、空売りを仕掛けているヘッジファンドは、今年に入っても高いリターンを上げている。

好調なパフォーマンスを持続しているヘッジファンドの真価が問われるのは、現在の戦略が行き詰ったときだろう。実際、株価は今月に入ってわずかながら上がっており、先週は金融株が4.2%上昇した。また、今週21日にはヘッジファンドが得意とする空売りに対する新しい規制が導入された。

しかし、株価がやや持ち直しているにもかかわらず、多くのヘッジファンドは、今後の相場が一段と悪化すると予想している。特に金融関連は再び下落するという。

米ヘッジファンドのバレストラ(Balestra)・キャピタルの共同経営者マット・ラキット(Matt Luckett)氏は「金融関連企業はビジネス・モデルを変える必要があるだろう。レバレッジを低くし、また証券化商品、投資銀行業、プライベート・エクイティ(PE)などの事業は縮小する必要がある」と語っている。同社のファンド「Balestra Capital Partners」(運用資産額6億ドル)は昨年200%のリターンを達成しており、今年も13%のリターンを上げている。

「依然として下げ相場は続くので、空売りできる機会に仕掛けることになるだろう」とラキット氏は述べた。

Dow Jones
22 Jul 2008 04:03 BST WSJ(7/22)
Some Hedge-Fund Stars Are Still Hitting Home Runs

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