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再建中の米自動車部品大手デルファイの債権者、ヘッジファンドなど投資グループを起訴

23日付のダウ・ジョーンズによると、経営再建中の米デルファイの債権者グループは22日、ニューヨーク連邦破産裁判所に対し、ヘッジファンドなどの投資家グループが立案した会社更生計画が無効であるとする訴状を提出した。
自動車部品製造のデルファイ(Delphi Corp.)は、米自動車会社最大手GMの元子会社で、自動車部品では米国最大手だが、現在は会社更生手続き中にある。ヘッジファンド運用会社アパルーザ・マネジメント(Appaloosa Management)を中心とする投資家グループが、金融支援を約束していたが、その後、支援計画は撤回された。

訴えているのはデルファイの無担保債務20億ドルを保有する債権者グループで、訴状によると、アパルーザら投資家グループは、デルファイの自立再建に必要な25億5,000万ドルの資金を提供することで会社側と合意する一方で、更生計画を失敗に終わらせるよう隠密に工作したのは、詐欺行為にあたると主張している。

訴えを起こした債権者グループは、投資家グループがデルファイへの金融支援を約束した会社更生計画について、計画の有効性を認めた1月の判決を取り消すよう訴えている。

債権者グループが特に強調しているのは、デルファイへの金融支援を約束していた有力な投資家が、デルファイ株の空売りを仕掛け、その結果、株価が急落してデルファイに対する必要資金額が膨大な金額に膨らんだ点だ。

債権者グループは、アパルーザはもともと金融支援を実施する意図はなく、空売りによる株価急落を利用して、再建計画の断念をデルファイの責任にすり替えたと主張している。アパルーザは再建計画からの撤退で、8億ドルの違約金と諸費用をデルファイから受け取っている。

一方、デルファイ自体も5月16日に、同裁判所に対し、アパルーザ・マネジメントなど合計9社を相手とする訴状を提出している。

デルファイは、アパルーザを筆頭とする投資グループが、デルファイとの間で締結した最大25億5,000万ドルの出資契約を履行しなかったとして、契約の履行と損害賠償を求めている。アパルーザ以外には、ハービンジャー(Harbinger Capital Partners)、パーダス(Pardus Capital Management)などの投資ファンドのほか、メリルリンチ、ゴールドマン・サックス、UBSなどの投資銀行も被告となっている。

他方、投資家グループは同裁判書に対し、裁判の無効を訴えており、今週末の25日に審問が開かれる予定だ。

自動車最大手ゼネラル・モーターズの子会社として知られるデルファイは、売上の不振と従業員の医療費増大から経営が難航し、2005年10月に連邦破産法第11章の適用を申請した。

それ以降、会社更生を目指しており、アパルーザなどの複数の投資会社からエクイティ・ファイナンス(株式による資金調達)によって再建の資金を調達し、財政基盤を確保しようとしていた。

Dow Jone
23 Jul 2008 19:30 BST
Delphi Creditors Blast Appaloosa-Led Investment As 'Sham's

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