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米デルファイの再建計画頓挫を巡る訴訟、連邦裁はヘッジファンド側の主張を却下

経営再建中の米自動車部品大手デルファイ(Delphi)が、ヘッジファンドなど投資グループを相手に起こしていた訴訟に対して、破産裁判所が投資グループ側の主張を退けた、とウォールストリート・ジャーナルが28日報じている。
デルファイは今年5月、ヘッジファンド運用会社アパルーザ・マネジメント(Appaloosa Management)を中心とする投資家グループが、デルファイの自立再建に必要な25億5,000万ドルの出資契約を履行しなかったことに対して、ニューヨーク連邦破産裁判所に訴状を提出していた。

同裁判所のロバート・ドレイン(Robert Drain)裁判長は25日の審問で「投資家グループが今回とった行動は、明らかに詐欺的行為だ。訴えが事実であれば、破産手続きにかこつけた犯罪行為としかいえない」と、投資家側の主張を退けることを示唆した。

アパルーザ率いる投資家グループ側の主張は、デルファイがかつての親会社であるGMモーターズからの借り入れを決定したことは、合意に反するので契約を破棄できるというものだ。また、合意した契約条件によると、投資家側から合意を撤回した場合でも、デルファイへの違約金は2億5,000万ドル以下に限定されているという。

しかし、デルファイは、ニューヨーク州法では被告が契約を意図的に破棄した場合、違約金の制限は無効となり、裁判所は投資家に対して、出資及び契約履行の命令を下せると主張している。デルファイは、アパルーザが契約破棄を画策し、その他の投資家と話し合っていた証拠を、信頼できる筋から入手したとも発言している。また、デルファイは、投資家グループに対して、デルファイの株式を空売りした容疑でも訴訟を起こしている。

2005年から会社更生手続き中にあるデルファイは、投資家グループの計画以外に資金調達するめどが立っていない。判決は28日に下される予定。

Dow Jones
28 Jul 2008 00:54 BST
WSJ(7/28) Judge Hits Fund On Delphi Case

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