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米富裕層、伝統的投資よりオルタナティブ投資に高い満足感―バンカメ最新調査

米国の富裕層が、株や債券など伝統的投資よりも、ヘッジファンドなどオルタナティブ投資に高い満足感を示していることが、29日にバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が発表した調査結果で明らかとなった。
米銀大手バンク・オブ・アメリカの調査によると、すでにヘッジファンドに投資している資産家の57%が満足していると答えており、不満足だと答えたのはわずか5%だった。部門別での満足度は、ヘッジファンドが51%、ベンチャー・キャピタルが44%、不動産が41%、そしてプライベート・エクイティ(PE)が35%だった。また、オルタナティブ投資をしている資産家のうち、伝統的投資で満足を示しているのはわずか30%で、多くはオルタナティブ投資に対してより高い満足感を示したという。オルタナティブ投資への満足感が投資経験と高い相関関係があることも判明した。オルタナティブ投資の経験が10年以上ある資産家のうち、オルタナティブ投資へ「きわめて高い満足感」を示した割合は、経験10年以下の資産家の倍以上に達した。ヘッジファンドに対するネガティブな報道に関しては、経験豊富な投資家ほど影響を受けていないことがわかった。報道が投資判断に影響を与えているかという質問に対して、すでにヘッジファンドに投資している資産家の44%が「NO」と答え、「YES」と答えたのはわずか20%だった。また、回答者の60%近くが、米証券取引委員会(SEC)に登録しているヘッジファンドへ投資すると答えている。すでにヘッジファンドに投資している資産家においても、半数近くがSECに登録済みのヘッジファンドに投資するとしている。ヘッジファンドに投資する場合、適切な審査を受けたヘッジファンドを選ぶと答えたのは、回答者の48%、またヘッジファンドにすでに投資している資産家の51%で、ほぼ過半数に達している。第三者による審査を重視していないと答えたのは、回答者の24%、またヘッジファンドへ投資している資産家の18%に過ぎなかった。今回の調査を担当したバンク・オブ・アメリカ・オルタナティブ部門の代表、デイビッド・ベイリン(David Bailin)氏は「ヘッジファンドの投資家というと、ハイリターンを求めてリスクを省みないというイメージがあるが、実際に投資している資産家たちは、保有している資産のリスクを十分に把握しており、投資戦略や投資チームのレベルを吟味したうえで、大手運用会社に投資したほうが堅実であることを理解している」と語っている。今回の調査は、米国在住で投資可能な資産が300万ドル以上ある資産家400名超を対象に、直近1年間の投資状況などを調べるため、バンカメが実施。回答者の32%が1,000万ドル以上の投資可能な資産を保有している。回答者の267名がオルタナティブ資産に投資しており、うち92名がヘッジファンドまたはファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHF)に投資している。



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