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ヘッジファンドの損失・償還停止、海外で相次ぎ報道

市場の悪化がヘッジファンドに追い討ちをかけている。先週から海外メディアでは、相次いで中小規模のヘッジファンドの損失拡大、償還停止などが報じられた。
ヘッジファンド業界全体では、2007年のリターンが10%近くのプラスとなったが、その一方で、昨年夏以降の信用危機が原因で、業績が急激に悪化しているヘッジファンドの償還停止、破綻などが今後増える可能性がある。
17日付けのブルームバーグによると、米コネチカット州スタンフォードのセイルフィッシュ・キャピタルが運用するヘッジファンドが、運用資産の半分を失ったという。運用の失敗と投資家からの資金引き上げが原因としている。同社の債券ファンド「マルティ・ストラット・フィクスト・インカム」は、昨年の運用成績がマイナス13.5%で、運用資産はピーク時の19億ドルから、9.8億ドルに縮小したという。

また、17日付けのフィナンシャル・タイムズでは、ロンドンの資産運用会社、エルジン・キャピタルの旗艦ヘッジファンド「エルジン・コーポレート・クレジット・ストラテジー」が、投資家に対して1年間の償還停止を打診したと伝えている。償還停止の理由は不明だが、同ファンドは昨年9月末までに資産の6.29%を失ったという。

18日には、著名ヘッジファンド運用会社、RABキャピタルが2007年の通期決算を発表したが、純利益は2006年に比べて1.9%増とわずかな伸びにとどまり、アナリスト予想を大きく下回った。

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