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農地買収に走るヘッジファンド―見放されていた「資産価値」に注目

ヘッジファンドが農地の買収に奔走していると、21日の英タイムズ(オンライン版)が報じている。株式や債券などの金融資産から資金を引き出し、南米や南アフリカの農地や牧草地を買い入れる投資家が増えていると伝えている。
10億ドルの資産を運用する仏ヘッジファンド運用会社、ペルガム・キャピタルは、アルゼンチンとウルグアイの農場を6000万〜8000万ドルの資金を調達して買い付けている。同社のファンド・マネージャーによると、ファンドの投資家たちは、伝統的な金融資産に幻滅しており、見放されていた新たな資産として農地に目を向けているという。

米大手運用会社ブラックロックの農産物ファンドは、小麦などの農産物の先物取引を手かげているが、ファンドの一部資金では、米国内の農地買収を進めている。

英資産運用会社シュローダーでコモディティ系のプロダクト・マネージャーを務めるクリストファー・ワイク氏は、同紙の取材に対して、「われわれは、農産物の強気相場が始まる初期段階にいる。農産物市場はおよそ25年の間、市場が低迷していたが、今後15〜20年間は強気相場が続くと予想している。ただし、農業生産者は数は限られているため、投資資金が振り向けづらい点が問題だ」と述べている。

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