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米連邦地裁、ヘッジファンド詐欺で禁固刑受けたバイユー元CEOの罪状認否を延期

6日付のダウ・ジョーンズによると、証券詐欺罪で有罪となり20年の禁固刑が執行される直前に逃亡した罪で、先月に逮捕された米ヘッジファンド運用会社バイユー・マネジメント(Bayou Management LLC)のイズラエル元CEO(49)の罪状認否手続きが同日、米連邦地裁で始まった。
しかし、サミュエル・イズラエル(Samuel Israel III)被告は審問の中で、ヘロイン中毒の治療薬であるメタドンを使用中のため、判断能力が正常時の60-70%に低下していると主張。このため、同地裁のケネス・カラス判事は9月16日まで罪状認否を延期することを決めた。

同被告はダニエル・マリノ元CFO(最高財務責任者)ら同社幹部2人とともに、架空の運用成績報告書を作成するなどして投資家を安心させ、総額で4億ドルを超える資金を騙し取った証券詐欺罪で起訴され、20年の実刑判決を言い渡されている。

しかし、同被告は、6月9日に、収監のため指定された出頭時刻の1時間半前に失踪。同被告が運転していたRV車がニューヨーク州ウェストチェスター郡のハドソン川にかかる橋の上で乗り捨てられ、自殺をほのめかす言葉を残したが、検察当局は自殺説を否定し行方を捜索していた。

その後、同被告は7月2日になって、マサチューセッツ州の小さな町サウスウィックの警察署に出頭して逮捕されている。

また、同被告の逃亡の際、交際中だったデボラ・ライアン被告が逃亡ほう助容疑で逮捕、起訴されており、ライアン被告は有罪が確定すれば、最長10年の禁固刑が科せられる。

イズラエル被告は、今回の逮捕で保釈後に逃亡した罪が新たに加わり、刑期がさらに最高で10年延びる見通しとなっている。

Dow Jones
06 Aug 2008 18:15 BST
Plea Of Ex-Bayou Fund Exec Israel To Be Delayed To Sep 16



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