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米ヘッジファンド大手チューダーのベテランマネージャー、来年スピン・オフの計画

米ヘッジファンド大手チューダー(Tudor)の著名ファンド・マネージャー、ジェームズ・パロッタ(James Pallotta)氏(50)が来年独立して、新たに投資会社を設立することが明らかになった、とウォールストリート・ジャーナルは7日報じている。
チューダー・インベストメントの投資家への書簡によると、パロッタ氏の独立に伴い、同氏率いる投資チームが担当しているファンド「Raptor Global Fund」は、来年1月1日にスピン・オフして新会社に移る予定。また、独立後もパロッタ氏は、現在担当しているチューダーの旗艦ファンド「BVI Global Fund」(運用資産額110億ドル)や「Altar Rock」などの運用も引き続き携わるとしている。

「Raptor Global Fund」は昨年、運用資産が90億ドルあまりに達していたが、昨今の金融不安の影響により、パフォーマンスがマイナス8%にまで低迷。投資家の解約請求が相次ぎ、現在は50億ドルにまで縮小している。

関係者によると、パロッタ氏はここ数ヶ月、投資家の償還請求の影響で、資産の投げ売りを余儀なくされ、思うように投資活動が行なえないと不満を洩らしていたという。

1993年にチューダーに入社したパロッタ氏が率いる投資チームは、株式への投資を中心に、現在70億ドルの資金を運用している。一昨年まで、「Raptor Global Fund」の年平均リターンは19%に達しており、また「BVI Global Fund」も1986年の設立以来、年平均リターンが24%で、チューダーの好調なパフォーマンスに大きく貢献していた。

現在、運用資産180億ドルを誇るチューダーは、パロッタ氏の新会社設立を支援し、出資するとしているが、同氏の独立による影響は必至だとみられている。

Dow Jones
07 Aug 2008 11:24 BST
WSJ: Tudor's Pallotta To Leave Invest Firm Started By Jones



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