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経営再建中の米電力会社カルパイン、大株主ヘッジファンド2社の株式売却を容認

13日付のダウ・ジョーンズによると、経営再建中の米電力大手カルパインは、同社の株式を39.5%保有しているヘッジファンド2社による株式売却を容認した。
これは、カルパインが12日、米証券取引委員会(SEC)に、1933年証券法に基づく「フォームS-3登録届出書(Registration Statement)」を提出したことで、株式の売り出しが可能になったもの。

ヘッジファンド2社は、ハービンジャー・キャピタル・パートナーズとSPOアドバイザリーで、両社は現在、カルパイン株をそれぞれ24.3%と15.2%保有している。

カルパインは今年1月に、米連邦破産法の適用から脱却、経営再建を目指している。ヘッジファンド2社は、カルパインの発行済み株式数4億2,297万株のうち、1億6,690万株を保有、12日の終値換算で26億5,000万ドルとなっている。

ハービンジャーとSPOは、1月時点では、それぞれ20.6%と13.6%を保有していたが、カルパイン側から持ち株比率を両社合計で45%まで高めるよう要請を受けていたため、その後、買い増していた。

カルパインは、今年5月には、同業のテキサス州の電力会社NRGエナジーから108億ドルの敵対的買収提案を受けた。ハービンジャーはこれに応じたが、カルパインの経営陣が同提案を拒否している。

このように、ハービンジャーとカルパインの関係は不安定な状況が続いている。昨年カルパインが破産法の適用脱却を計画した際にも、ハービンジャーはゼネラル・エレクトリックと共同でカルパインの経営支配権を掌握しようと試みたが、カルパインの経営陣から拒否されている。

Dow Jones
13 Aug 2008 17:09 BST
2nd UPDATE: Calpine's Largest Hldrs Free To Sell Shares >CPN



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