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株式会社ホットマン 伊藤信幸 代表取締役インタビュー

誰も真似ができない人材豊富な巨大フランチャイジー/伊藤信幸

2015.01.07
【我が社の成長と拡大の展望】

株式会社ホットマン
伊藤信幸 代表取締役

ホットマン(東証ジャスダック:3190)の成長と拡大の可能性、将来性を伊藤代表に伺いました。メガフランチャイジーという前例のない業態。真似できそうでできない鍵は豊富な人材にありました。



メガフランチャイジーはお客様の利便性を考えた結果

――現在はどのような業務を行っていますか?

さまざまな種類のフランチャイズ店舗を運営しています。現在は、イエローハットが82店舗、TSUTAYAが10店舗、ガリバーが3店舗、他にもアップガレージ、ザ・ダイソー、スペースクリエイト自遊空間、セガなど、合計8社のフランチャイジーになっており、110店舗を運営しています。イエローハットは全国で約600店舗チェーン展開していますが、当社はイエローハットグループの中でも最大の経営基盤を誇っています。これだけ多種多様な業態を含めたフランチャイジーは、全国的にも当社だけです。

――どうしてこのようなビジネスモデルを思いついたのですか?

初めからこのようなメガフランチャイジーを展開しようと思ったわけではないのですが、たまたま単独でカー用品で店舗展開していたときに、複合化したほうが、集客力が良いと考えました。たとえばイエローハットでタイヤ交換を待っているお客さまが、ただ休憩所で待っているよりは、TSUTATAでビデオや本を見ていたほうが退屈しません。お客様を無駄に待たせないという発想から多店舗展開を始めました。お客さまの利便性と、当社のビジネスモデルが合うと考えたわけです。業界で強い企業と手を組むことで、ローカル企業だったころより人材獲得も有利に進むようになりました。

自社で多店舗展開して、そのためのコンピューターシステムを作るのは莫大な金額の投資が必要ですが、フランチャイジーになっていることで、フランチャイジング企業本部のコンピュータを共有することもできます。ローカル企業にとっては、大手企業に乗っかることは非常にメリットが多いのです。世の中は日進月歩目まぐるしく変わっていますから、本部の研究し尽くされた経営戦略に乗るほうがリスクも少なくて済みます。

――上場された際のご苦労は?

増資を繰り返してきましたが、ある時から自分で増資をするのは限界に達しました。上場前には14億円強まで増資しましたが、取引先関係者やイエローハットの創業者に協力を仰ぎ、快く応じて頂きました。あと、当社で特徴的なのは、社内持ち株会が筆頭株主であることです。これは全国的にみても非常に珍しいケースだと思います。日本政策投資銀行にも投資してもらいましたが、同行が小売の民間企業に投資するのも珍しいことです。

良い案件があれば大きな投資も検討中

――フランチャイジーになることのリスクは考えませんでしたか?

自分で投資するよりは、はるかにリスクは少ないと思います。すでにある程度成功しているビジネスモデルを、地域を変えてオープンするわけですから、自分の判断で投資するよりも遥かに失敗するリスクは小さくて済みます。当社はこれまでスクラップ&ビルドはしてきましたが、一度オープンした店を閉店したことはありません。

――どうして貴社を真似する企業が現れないのでしょう?

当社がイエローハットのフランチャイジーになったころは店舗数が今より遥かに少なく、業界が伸び盛りの頃でした。TSYTAYAに加盟したときも、今ほど店舗数はありませんでした。これから新規に加盟できないわけではありませんが、これから加盟して数百店舗も展開するのはほぼ不可能でしょう。

ただし、まだ未開発の事業をチェーン展開する企業があれば話は別です。私たちはそのために知名度を上げて、資金力をつける目的もあって上場しました。今の世の中変化が激しいですから、新たにこれから伸びる企業を見つければ、積極的にフランチャイジー展開していく予定です。実際、フランチャイジーになりませんかというオファーもすでにいくつか受けており、現在、企業を見定めている最中です。規模の大きな良い案件があれば、大きな投資もします。変化の激しい新しい世の中に対応できる企業じゃないと、これからは生き残っていけません。

チェーン店は店長に任せて商売をやっていくわけですから、優秀な人材も必要です。当社には優秀な社員が幹部として揃っています。また、社長が毎日、110店舗に目を光らせているわけにはいきませんから、全店舗に目を光らせることができるシステムが必要です。これをすぐに真似できる企業はなかなか現れないでしょう。

――改めて貴社の魅力はなんでしょう?

フランチャイジー・ビジネスでこれだけ多くの社員を抱え、優秀な幹部を揃えている企業はほかにありません。新しい投資チャンスに挑戦できるのも、優秀な社員がいるからです。新卒採用も、毎年、積極的に行っています。新しい企業のフランチャイジーになっても、基本的に接客業であることに変わりはありません。今は多くの企業が人材不足で悩んでいます。これからは人が来ないような企業は淘汰されていくでしょう。当社は人材が豊富ですから、すぐ新しく店長になって戦力になる人がたくさんいます。これが当社の最大の強みです。

――社長の経営者としての夢はなんですか?

自分を取り巻く人たちの幸せです。社員の幸せ、取引様の幸せ、投資家の皆様の幸せ、そしてもちろんお客さまの幸せです。当社の企業理念は「他人の幸せが自分の幸せ」です。

【企業データ】

株式会社ホットマン

 http://www.yg-hotman.com/



株式会社ホットマンは昭和50年に創業、昭和59年に株式会社イエローハットグループの一員となり、以来着実に業績を伸ばしてきました。株式会社イエローハット独自の全国チェーン展開は、現在、全国で約600店舗に増大し、株式会社ホットマンは、その中宮城県、岩手県内の全域と福島県・栃木県・茨城県・長野県にて82店舗を経営。イエローハットグループの全国に及ぶ関連企業の中でも最大の経営基盤を誇り、規模、社内制度、福利厚生面においても他社を大きくリードするトップ企業として躍進を続けています。また、TSUTAYA、ガリバー、アップガレージ、東京タイヤ流通センター、ザ・ダイソー、ニコニコレンタカー、スペースクリエイト自遊空間、セガなど、それぞれを運営する「業界のトップ企業」と提携し、イエローハットを含め8事業(平成26年4月現在108店舗)を展開、各々の利点を活かした「メガフランチャイジー」としての企業経営を行っております。今後においても「200店舗」を目標にし、中長期での出店を計画しております。


  • 誰も真似ができない人材豊富な巨大フランチャイジー/伊藤信幸
    2015.01.07

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