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山口豊代表

300年後に評価される仕事を/山口豊

2015.04.22

株式会社翠雲堂
代表取締役社長 山口豊


山口豊代表

【事業内容】
・寺院荘厳具 製造・販売
・寺院建築 設計・施工
・仏壇仏具 製造・販売
【URL】
株式会社翠雲堂
http://www.suiundo.co.jp/


◆貴社の強みを教えてください

翠雲堂は単なる「お仏壇屋さん」ではありません。
業界全体を見回してみると、残念ながら、大量に生産された仏壇が不相応な値段で販売されているケースも珍しくありません。日本の伝統文化を担うという想いが欠けており、コストや効率を重視した、ある意味では経済第一主義的な活動が行われているのです。
翠雲堂の強みは、そのような環境においても日本の伝統文化や職人の技を後世に正しく伝えることを大切にしている点です。本物の仏壇仏具づくり、社寺建築にこだわることで他社には真似することのできないスケール感で仕事に取り組んでいます。
「本物でなければ文化は残せない」という想いを私だけではなく全社で共有し、後世に日本の文化を伝承するという目的意識を持って活動出来ているのです。
もちろん、「本物」を作る為に必要なことには徹底して人、お金、手間をかけています。仏具づくりから社寺の建築まですべての工程において自社工場を保有しており、職人や宮大工の養成も行っています。職人の中には一級建築士の資格を持つ者も多く、非常に高い技術を有しており、社寺の建築をトータルで管理することが出来るのです。
このような事業形態、生産体制を構築できているのは日本の中でも当社だけであり、業界の中でNo.1でありオンリーワンに位置することが出来ている理由に他なりません。

◆市場環境はいかがですか?

いわゆる「町のお仏壇屋さん」にとっては非常に厳しい環境になってきていると思います。従来の日本の住宅事情が変化し、どの家庭にも仏間があるわけではなくなってきているからです。
親子三代で住むことが減ったことに伴い、一戸建てではなくマンション住まいが一般化しています。大きな仏壇を置くスペースが消えてしまったことで、従来よりも低価格帯の小さな仏壇が中心となってきているのです。
言い換えるのであれば、メーカーから仕入れたものをただ売るだけでは淘汰されてしまう時代が訪れたのだとも言えます。
当社の場合は個人向けの仏壇に関しても、大量生産・大量販売ではなく、お客様と一対一の付き合いで「本物づくり」を実践しています。オーダーにて細かいご要望にお応えできるのも、偏に自社で良い職人と良い材料を抱えているからです。
もちろん時代の流れに即した事業展開を行うことは重要ですが、今後も市場環境に左右されないような「本物づくり」を企業理念の根底に置くことで、業界のリーダーであり続けます。

◆日本文化の伝承についてどうお考えですか?

私は入社当初から今に至るまで「本物の日本の文化や技を伝承したい」という想いを持って仕事に取り組んでおり、その気持ちは今なお年々強くなっています。
当社で行う社寺建築はまさに本物の日本の伝統文化や日本の技を継承する仕事そのものであり、100年後200年後に評価される性質のものです。
文化を伝えるということは「技の伝承」と同義です。往々にして文明は文化を駆逐しますので、文化を守っていくためには、文明の恩恵を享受し、そのリソースを有効活用することが求められるのです。今日国宝としてまつられている様々な社寺も、現在に至るまで人の手によって守られてきたからこそ、我々が時代を超えて触れることが出来ていることを忘れてはいけません。
300年後に国宝になる作品を作っているという意味では、当社の事業は物を売るのではなく歴史を作ることと言うこともできるかもしれません。
もちろん「本物」を伝えていくためにはごまかしはききませんし、一切の甘えも許されません。しかしながら、精神文化の重要性が問われる現代において、真に求められる「日本文化の伝承」という課題には、人生をかけて取り組むだけの意義と価値を感じています。

◆社長の見つめる未来を教えてください

実際には不可能ですが、やはり当社が携わった社寺が国宝として300年後に評価され、様々な人を笑顔にしている姿を直接見てみたいという想いはあります。
そのためにも日本中に職人の手作業によって形作られた「本物」を可能な限りたくさん残していきたいと考えています。本当に良いモノ作りを続けていれば、いつか必ず誰かに認められる時がやってきます。当社が全国16000ヶ寺の寺院と直接お取引をさせていただいていることが何よりの証明であると思います。
この業界に限らず、「本物」を提供することに熱い気持ちを持った企業や人が増えていくことを願ってやみません。当社もこれまで以上に真摯に日本の伝統文化と向き合って参ります。


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