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ヘッジファンド、ソニーにエンターテイメント部門のIPOを迫る

2013.05.20
ヘッジファンド・マネージャーのダニエル・ローブ氏はピーク時から9割も時価総額が減少したソニーに出資し、エンターテイメント事業を一部売却し、建て直し中のエレクトロニクス事業に特化するべきだとの手紙を平井一夫社長兼CEOに送った。これに対し、ソニーは売却を拒否したが、ソニーの株価は2,000円の大台に乗り、2年来高値をつけている。

 

「物言う株主」としてのローブ氏は昨年、ヤフーの経営陣に事業の再編成を迫り、それを実現させたことで大金を手に入れている。

一方、低収益の日本企業に対するアメリカのプライベート・エクイティやアクティビストによる経営変革の試みは、古くはブーン・ピケンズ氏による小糸製作所の乗っ取りからスティール・パートナーズによるサッポロ・ホールディングスへの出資、最近ではサーべラスによる西武鉄道のTOBまで数多くの実例があるものの、どれも大きな成功を収めたとはいえなかった。

米国人投資家による変革がうまくいかなかった過去の例と異なり、ソニーは前社長が外国人であるなど、外国にオープンな企業として知られていることから、あるいはローブ氏の提言は受け入れられる可能性があると見る向きもある。一方、エンターテイメント部門を切り離せば、ソニーの業績はコンシューマー・エレクトロニクス産業のシクリカルな動きの影響をいっそう受け易くなり、成長力も削がれることから、ソニー経営陣がこの提案を受け入れることはないだろうと見る向きもある。

サードポイントは運用資産129億ドルの大手ヘッジファンドで、創業者のダニエル・ローブ氏は今年51歳。最近では、ヤフーに出資して同社の取締役となり、同社の社長交代を促す役割を果たしたほか、健康食品販売を手がけるハーバルライフ株をめぐる取引や日本マクロ・ファンドの通貨トレード等で利益を上げている。

ソース:ブルームバーグ(2013年5月15日付)

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