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世界中のマーケットは大荒れの展開に

2013.06.24
中国の短期金利の急上昇とFRBの量的緩和縮小への懸念から先週は世界的にドル高、債券安、株安となり、大荒れの市場展開となった。金やコモディティの価格も大幅に下落した。

 

中央銀行による市場への資金供給が縮小するとの思惑から、ダウ平均は先週木曜日に353.87ポイント、2.34%と2011年11月1日以来、最大の下落を記録し、米国10年債の利回りは2011年8月以来、最高水準に達した。これにより、ジャンク・ボンド、新興国市場株式といったリスク資産の価格も大きく下落した。下落を主導したのはヘッジファンドなど、短期の投機筋との見方が強い。

下落の引き金になったのは経済が今後順調に推移した場合にはFRBによる大規模資産購入を今年後半に縮小し始め、来年は終了するだろうとのFOMCでのバーナンキFRB議長の発言。米国経済の成長率は依然として低く、インフレ率もFRBの目標を下回って推移している中でのこの発言は市場の動揺を誘った。

これまで金利が歴史的な低金利となっていたことから、高利回り資産に資金が集まっていたが、6月に入ってからは、今後は金利が平時の水準に回帰していくとの思惑からこうした高利回り資産からの資金引き上げの動きが起きていた。また、依然として失業率が高く、本格的な景気回復への道筋が不透明な欧州では一旦下がっていたソブリン債の利回りが再び上昇に転じていた。

「FRBによる量的緩和縮小が始まれば、資産価格は下落するだけでなくボラティリティは上昇するだろう。たしかに我々は過度の無頓着から過度の心配性に揺れすぎているかもしれない。だが世界各地にさまざまな問題があることは事実だ」と、68億ドルを運用するグローバル・マクロ戦略に特化したヘッジファンド運用会社、イートン・ヴァンス社のスタイン氏は述べた。

また、ミラー・タバック社のチーフ・エコノミック・ストラテジストのウィルキンソン氏は、「今後も景気は引き続き着実に拡大することからこのままベア市場入りするとは考えにくい。現在の市場で起きていることは心理的で一時的なものだ」と述べた。

ソース:ウォール・ストリート・ジャーナル(2013年6月21日付)

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