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ロイター

黒田日銀に不吉な予感=河野龍太郎

2013.06.25
日銀は事実上、財政赤字をファイナンスする格好になっている。これは紛れもないマネタイゼ―ションだ。これは第二次世界大戦前の米国の状況と酷似している。当時のFRBはインフレ率が上昇しているにもかかわらず、低い長期金利を維持するために、超低金利政策と国債の大量購入策を続けざるを得なかった。日銀も同じ道に追い込まれる可能性がある。

 

国債管理政策をとった場合、長期国債を売却すると長期金利が跳ね上がるジレンマを抱える。戦後もFRBは長期国債購入を停止できず、物価が急激に上昇した。ようやく国債価格支持政策を集結したのは、政府とFRBがアコードを結んだ1951年のことだ。

中央銀行がいったん国債の価格支持政策を開始すると、インフレが上昇してもなかなかやめることができない。日銀は「量的・質的金融緩和」によって、すでにルビコン川を渡ってしまった。将来インフレ率目標が達成された時点で、日銀が物価安定のために出口に向かって舵を切るのは容易ではない。日銀は財政健全化に目途がつくまで、ゼロ金利政策と国債の大量購入を続けざるを得ないだろう。

ソース: ロイター(2013年6月24日付)

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