1. ヘッジファンドや海外投資の情報なら海外投資新聞 HOME
  2. ニュース
  3. 投資銀行業務における日中逆転

ニュース

投資銀行業務における日中逆転

2013.09.05
日本と中国に思いがけない運命の逆転が起きた。今年、日本は中国を抜いて、金融機関のアジア地域の投資銀行業務の収入トップに躍り出る見込みである。日本経済が20年間の停滞を抜け出して株式市場が上昇し、それにより企業による資金調達活動も活発化したためだ。

 

データ会社のディーロジックによれば、日本市場全体の今年の投資銀行業務の収入は前年比22%増の23億ドルとなり、過去3年で最高水準を更新し、過去3年間、アジア地域でトップを走っていた中国を抜いてトップに躍り出た。日本の躍進の主因はアベノミクスと異次元緩和を受けた株高を活用したエクイティ・ファイナンスの増加である。

7月には大和ハウス工業、電通、オリンパスといった企業が総額39億ドルに上る大規模な公募増資を行った。また、同月のサントリー食品インターナショナルの株式上場はアジア最大のIPOとなった。さらに3月の日本たばこ産業の78億ドル相当の政府保有株の株式放出も記憶に新しい。これにより、日本市場全体のエクイティ・キャピタル・マーケット部門の収入は前年比倍増の9億300万ドルとなり、融資部門の収入も前年比32%増加した。

これに対し、中国のエクイティ・キャピタル・マーケットの収入は前年比46%減少して6億5,600ドル、企業M&A関連収入は同40%減少の2億1,500万ドルとなり、2009年以降、最低となった。金融システムの問題から経済の先行きに黄信号が点っていることから中国株のベンチマークである上海総合指数は年初来7.5%下落している。その結果、中国市場全体の投資銀行収入は前年比21%減少し、アジア地域全体に占める日本の割合は31%、中国の割合は27%となった。

ソース:ウォール・ストリート・ジャーナル(2013年8月30日付)

日本国内では入手困難の高利回り実績のある一流海外ヘッジファンドへの投資機会を手に入れるノウハウを限定公開!

あわせて読みたい

2012.09.17
ヘッジファンドとはあらゆる市場環境でプラスリターンを目指すファンド。下げ相場でも「絶対リターン」を追求します。伝統的市場での資産運用不調で、個人投資家も機関投資家もヘッジファンドへの関心を高めています。 …続きを読む

海外投資新聞に関するみなさんの声
関連する海外投資新聞の記事
ページトップへ