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美術品オークションのサザビーズもダニエル・ローブ氏の標的に

2013.09.09
8月末、アクティビストの投資家で、ソニーへの提言で日本でも有名となったダニエル・ローブ氏が大手美術品オークション会社のサザビーズの株式取得を発表した。現在、ローブ氏のファンドであるサード・ポイントは同社の発行済み株式の5.7%を保有している。サード・ポイントの他には現在、トライアン・パートナーズとマーカト・キャピタルの2社が同社の筆頭株主となっている。サード・ポイントは、サザビーズの取締役会との「対話を持つ」ことを計画していると発表している。

 

ローブ氏は美術品収集家としても知られており、ニューヨークのパーク・アベニューにある同氏のオフィスには多くの絵画が飾られている。一方、ビジネスの領域ではローブ氏は戦闘的なスタイルで知られており、投資先の取締役会での闘争を得意とする。ローブ氏が企業に投資をする際には、経営陣交代を目標とすることが大半であり、取締役に罵詈雑言を浴びせかけることで有名だ。

ローブ氏による最も著名な闘争は2011年のヤフーに対するものであり、同社に出資した後、同社の価値が過小評価されているとして、現行の取締役の一部の首を挿げ替える一連の人事案を提案した。同社の取締役はこれを拒否し、代わりにトンプソン氏を採用したが、最終的には解雇され、現行経営陣は取締役会の3つの議席をローブ氏に与えざるを得なくなった。

最近のローブ氏のアプローチはややマイルドになっている。最近、出資したソニーではエンターテイメント部門のスピンアウトの提案を平井社長にすげなく断られたものの、平井社長から送られた拒絶の手紙を、「良く書かれている」と称賛し、同社の利益に関する討議によって株主からの信認は高まったと述べている。

サザビーズ出資の意図についてローブ氏はコメントを控えている。サザビーズは「弊社の取締役と経営陣は全ての株主に対して長期的な価値を構築することにコミットしている。弊社への投資を歓迎する」とのプレス・リリースを発表している。

ソース:ニューヨーク・タイムズ(2013年8月26日付)

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