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大新聞は書けない「『老人優先経済』日本に未来はない!」

2013.09.25
「老人優先経済」の余波で五重苦にあえぐ30年後の若者たち

就職氷河期世代には、人生の氷河期が2度、3度とやってきます。彼らが60代になったときを想像してみてください。無年金、無収入、住宅ローン、教育費のピーク、複数の親の介護……史上まれにみる暗黒時代です。定年が65歳になると少しは楽かもしれませんが、多くの場合、給与は減るはずです。

今、あなたの子どもが40代であったなら……「孫の顔はいつ見られる?」という脅し文句で、結婚した我が子に子づくりを勧めたり、頭金支援を餌に数千万円の債務を負わせてマイホームを取得させたりしてはいけません。そんなことをすると、彼らが60代になったとき、破綻してしまうからです。

 

想像してみてください。40代でつくった2人の子の教育費は、彼らの還暦後にピークとなり、家のローンは下手をすると70歳以降まで残ります。年金の支給開始年齢は引き上げられて70歳になっているうえに、そのほとんどが教育費とローンの返済に消えていきます。今後、相続税贈与税改正で、祖父母が孫に教育資金として信託する場合、1人当たりにつき1500万円まで非課税扱いになります。これにより、祖父母から教育資金が援助されやすくなったとしても、その程度の金は2~3年で消えてしまいます。

結局、今の40代の息子たちはきっと、「オヤジと同じ幸せを求めたせいで、こんなに高くついた」と嘆くのです。そして、80歳、90歳となっている親に「なんとかしてくれ」と泣きつくしかないわけです。でも、そのころには、介護施設や老人ホームは、今よりお年寄りであふれ、待機人数も増えているでしょうから、「そっちこそ、介護してくれ」と言われかねません。そうなると、債務まみれのマイホームに、老いた親を呼び寄せるしかなくて……。残念ながらこうした状況は、20年後のごくありふれた家族の話になります。

ポジティブな気分で生きるのは大切ですが、悪い事態を想定し、準備をしておくことも必要です。上の世代が当たり前に楽しんだ家族や老後、マイホームといったものは抱え込めば抱えるだけ困難に直面します。そう、時代が「老人優先経済」時代に変わっているせいです。巨額債務とセットのマイホームや家族では、もはや幸せを感じることはできないのです。

「老人優先経済」=窮乏化時代は草食化で生き延びるしかない!

草食主義という哲学が生まれて早5年以上。私見ですが、この哲学は仏教思想にも通じる生き方で、物欲にまみれていた女性を蹴散らす、男の人生生き残り戦術だと確信しています。車は持たず、家は建てず、物は欲しがらない。こうした姿勢がやがて「老人優先経済」の転覆を促す精神支柱にまで育っていくことを期待してやみません。

この世の中、中高年が増えると、政治的な焦点も彼らにあたります。しかし、これでは若い人に夢がある社会というものは、なかなか実現できません。若者の将来には、年金や医療など、老後の不安につながる問題が山積しているというのに、です。政治を決めている世代は、老後不安の解消を訴える一方で、ダムや道路をつくり続けています。若者に回すカネがなくなるのは当たり前です。

自動車生産に携わる若者が、低賃金過ぎて車が買えない。マンションや住宅をつくる下請けの労働者の賃金が安過ぎてとても家は買えない。そんな、親の世代ではあり得なかったような悪い冗談のような現実が、今そこにあります。それを見ているのか、見過ごしているのか、年金暮らしを満喫し、ハワイ焼けで帰ってきた祖父母は、「顔色が悪いよ。お前は働き過ぎなんじゃないか? 有給も取れない会社なの?」なんて言うのだから始末に終えません。

経済成長と将来世代を食べ尽した年長世代は、息子世代に対して、こうも言います。「幸せに『なる』という達成志向、BECOME(なる)志向の人は幸せになりにくい時代なんだな。幸せはそこにある。BE志向の人が幸せになるんだよ。わかるかね、君! 置かれた場所で咲きなさい」なんて、涼しい顔をしておせっかいも焼きます。

置かれた場所でさえ踏みつけられながら小さな花を咲かせるのにあえいでいるのが、今の若者世代の実情です。暗澹とさせるマイホーム幻想も、ある意味で自分の未来を縛り付ける未来拘束装置であると、若い彼らは見抜いており、「草食バリア」を張っているわけです。素晴らしい防衛手段ではありませんか!

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