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日本経済新聞

おいしい個人年金保険があるって本当?

2013.12.18
受け取れる年金額が、払い込んだ保険料を23.6%上回る個人年金保険があるという。本当にそんなにおいしい話があるのだろうか?

 

この個人年金保険契約は35年という超長期契約。つまり35年間、その途中に急に資金が必要になっても一切引き下ろすことはできない。実際、これだけの長期間にわたって保険料を払い続けるのはむずかしい。ある統計によると、長期契約を結んでも、ほぼ毎年その3%の契約が解除・失効になるという。単純計算すると、35年後に残っている契約は全体の34.4%でしかない。中途解約をすれば損をする。35年後に3割程度しか残らないと断言はできないが、それだけの長期間契約を維持することは意外とむずかしいということは頭に入れておくべきだろう。

さらに気になるのは、将来、インフレになる可能性だ。仮に毎月1万円保険料を支払い続けて(総支払額420万円)、それに23.6%の上乗せ分が乗って519万210円を受け取ったとしても、はたして35年後に、それがどの程度の価値なのかはわからない。日本経済は長いデフレのトンネルから脱出しつつあり、今後はインフレ傾向が強まる可能性が強い。そうなれば、35年後の519万円は、そんなにありがたい金額ではなくなっているかもしれない。世の中においしい話はないと思ったほうがよい。

ソース: 日本経済新聞(2013年12月18日付)

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