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ザイ・オンライン

日本は外国人に国債を買ってもらわなくてはいけなくなる?

2014.01.10
アベノミクスによる株価上昇と円安で景気のいい話が多いが、日本の長期金利が上昇する可能性を忘れていないだろうか?

 

年初の予測はやたらと景気のいい話が多いが、このところ長期金利の上昇を懸念する声は鳴りを潜めている。しかし、災害は忘れた頃にやってくることが多いのも事実。ここで見逃せないのは、円安にもかかわらず、日本の貿易赤字が10兆円を超える水準まで膨らんでいることだ。これは円安でもあまり輸出が増えない一方、火力発電用の燃料などエネルギー原料の輸入が大幅に増えているためだ。国内産業の空洞化が円安のメリットを削いでしまっているのだ。

貿易収支が赤字でも、経常収支が黒字ならまだよい。しかし、昨年度は単月だが経済収支が赤字になった月もあった。今や「日本には大きな所得収支の黒字があるから、たとえ貿易赤字が膨らんでも、経常収支が赤字になるわけはない」という主張も神話になりつつある。今の日本は産油国や資源国に貯蓄を垂れ流しているような状態だ。

これまで国債は国内消化されてきたが、国内の貯蓄が不足すれば、足りない分は外国人投資家に買ってもらって埋め合わせなければならない。このとき、外国人投資家は日本に今よりも高い金利を要求するだろう。日本の巨額の財政赤字が、潤沢な経常収支がもたらす貯蓄超過で賄われてきたことを忘れてはならない。

ソース: ザイ・オンライン(2014年1月9日付)

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