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ダイヤモンド・オンライン

アベノミクス効果は単なるプラシーボ効果?

2014.01.16
アベノミクス効果により、確かに株価は上がり円安が進行した。これが企業業績好調、賃金上昇、景気回復につながるというシナリオが描かれているが本当だろうか?

 

プラシーボとは偽薬のこと。つまり人間は気の持ちようで、偽薬でも信じて飲めば効くこともあるが、何しろ偽薬なのでその薬効もいつかは切れる。2013年末、日銀の資金供給量は200兆円を突破(アベノミスクスが始まる前の2013年3月末は146兆円)したが、銀行融資は470兆円台で微増の状態。つまり日銀が怒涛の資金供給をしても、それが貸し出しを通じて民間経済に行き渡っていないのだ。

では積み増しされた54兆円はどこに行ってしまったのか? これはほとんどが日銀の銀行口座に溜まっているという。業界ではこれを「ブタ積み」と呼ぶ。大企業は内部留保をたっぷりため込んでいるので銀行から資金を借り入れる必要がない一方、銀行はリスクの高い中小企業には貸そうとしない。黒田日銀総裁の異次元緩和は、いわば「空噴かし」の状態だ。今、金融緩和が効いているように見えるのは一重に株高と円安のおかげであり、それは「偽薬効果」でしかない。賃金は上がらないのに物価が上がり、円安なのに経常収支が赤字となり、消費税引き上げをきっかけに偽薬の薬効は切れるだろう。

ソース: ダイヤモンド・オンライン(2014年1月16日付)

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