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ブルームバーグ

顕在化した海外投資の意外な盲点-ペソの急落

2014.01.27
もちろんあらゆる投資にリスクはつきもの。特に海外投資は対象範囲が広いので、いろいろなところに目配せをしなければならない。

 

今回の市場の動揺を招いた発火点は、市場があまり注目していなかったアルゼンチンだった。アルゼンチンのペソが急落したのだ。市場がまったく織り込んでいない材料だっただけに、その反応は大きくなった。海外投資家にとっては、意外な盲点が露呈した形だ。

こうした場合、世界の市場は連鎖的に反応する。海外投資だけではない。各国のファンダメンタルズとは関係なく、米国株市場は下落し、安全通貨として円が買われ、この当然の結果として日本株市場も動揺する。こうなるともう、海外投資も国内投資も境目がない。

ペソは20日の週に対ドルで15%も下落した。これは12年ぶりの下げ幅だ。政府が為替規制を緩和した結果、ペソの価値をめぐって国民は動揺した。もともとアルゼンチン国民のペソへの信頼度は低く、米ドルの方がよっぽどましというお国柄。フェルナンデス大統領の信任度も低い。ペソ下落のマグマが貯まっていたといえる。

アルゼンチンに海外投資をしている日本人は少ないので、直接の影響は限られるが、世界の市場が緊密につながっている以上、どの投資家も無関係ではいられない。海外投資のリスク、そして、国内投資も海外投資と無縁ではないことを思い知らされた一件だった。

ソース: ブルームバーグ(2014年1月25日付)

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