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ウォール・ストリート・ジャーナル

海外投資の最大のリスク回避―シャドーバンキングのデフォルト回避

2014.01.28
海外投資の最大の時限爆弾とみられていた、中国のシャドーバンキングのデフォルトが回避される見通しとなった。

 

市場の一部では今月末のデフォルトも噂されていた。問題となっていたのは中誠信託の、今月末にも償還を迎える30億元(約510億円)の貸付信託の償還。同行はこの償還方法を見出した模様で、世界の市場を震撼させかねない巨額損失の表面化は回避される見通し。海外投資家にとっては、当面の最大の問題が解消される。

中誠信託は、債権を株式に転換する形で債務を再編する見通し。約700人の信託委託者が手にする株式を、ある投資家が買い取るという。この投資家が誰なのかは明らかにされていない。委託者の手には元本が戻るが、今回は分配金の支払いはない見通し。仮にデフォルトとなれば、中国の金融システムが動揺するだけでなく、世界の市場が震撼する可能性があった。海外投資家はかろうじて一息ついた形だ。

しかし、今回のように第三者が肩代わりする手法に対しては、「モラルハザード」「時間稼ぎ」との批判もあり、無謀な貸し付けをさらに助長するとの批判もある。不良債権化問題が根本的に解決したわけではなく、海外投資家は引き続き、中国のシャドーバンキング問題には注視が必要だ。

ソース: ウォール・ストリート・ジャーナル(2014年1月28日付)

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