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貯蓄性保険が拡大中!? メリットとデメリットは?

2014.02.26

貯蓄性保険が拡大中!?

2014年2月14日の日本経済新聞朝刊にこのような記事がありました。
『生保契約額 減少歯止め 11月末0.1%減 貯蓄性商品が伸び』

昨今の保険業界は、新規の契約数は右肩上がりで増えていましたが、契約高の全体では減少傾向にありました。長引く不況で保険料を見直したり、女性の社会進出に伴って世帯主の必要保険金額が減少したことをきっかけに、よりコンパクトな保険が好まれる傾向にあるようです。

生命保険文化センターは、死亡保障を抑えて医療保障を充実させる近年の傾向などを反映して、保有契約高は減少傾向にあると発表しています。

個人保険の種類別保有契約高の推移
個人保険の種類別保有契約高の推移(出典:社団法人 生命保険協会 2013年版 生命保険の動向)
平成20年から契約残高が増えているのは、終身保険、定期保険、変額保険、養老保険の4種類であることがこのグラフから確認出来ます。生命保険全体では、保険の契約残高939兆円から861兆円に縮小の傾向にあります。

次に、新規で生命保険に加入した平成24年度の年代別、保険種類の割合を見ていきましょう。

個人保険新契約の保険種別構成比
個人保険新契約の保険種別構成比(年代別の件数ベース 平成24年度)
(出典:社団法人 生命保険協会 2013年版 生命保険の動向)
年代が上がるごとに終身保険の割合が上昇している事が確認できます。反対に貯蓄性のない掛捨て定期保険は割合が低下しています。紫部分の《その他》に該当する保険種類は、変額保険、医療保険、ガン保険等が該当します。

このように全体としては縮小傾向にある保険業界の中でも、終身保険は着実に契約高を伸ばしてきました。そのけん引役は貯蓄性保険として終身保険を利用する高齢世代です。若者世代の保険利用が一時の勢いを失ったのに対して、高齢世代は『貯蓄から保険へ』とその豊富な資金を移行しています。

一時払い終身保険(貯蓄性保険)は、主たる保険の利用目的が死亡保障ではなく、貯蓄手段として利用している契約者が多くなっています。貯蓄性保険は契約から5年~10年経過した後に解約すれば、一時払いで払い込んだ元本を上回る保険金を解約返戻金として受け取ることが出来る貯蓄性の高い保険商品です。

銀行預金の金利がほぼゼロの水準で長期間低迷する中、預貯金の代替となる運用商品として銀行の窓口で人気を集めています。

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そもそも貯蓄性保険とは?

貯蓄性保険とは満期を迎えたり解約した場合に、これまで払い込んだ保険料を上回る資金が戻ってくる保険のことをいいます。代表的な保険として、終身保険・養老保険・学資保険・年金保険があります。学資保険はその貯蓄性保険としてイメージしやすいと思います。すべて似たような商品設計になっていますので、今回は終身保険を例に貯蓄性保険を見ていきます。

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