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ロイター

海外投資の虎・あの中国が今後は長期衰退へ?

2014.03.06
足元では景気減速の目立つ中国だが、長期的には米国を抜く大国なるとみられている。しかしここへ来て、中国は今後、長期的に衰退するのではないかとの見方も出始めた。

 

このところの人民元の下落で、「人民元は一方的に上昇し続ける通貨」との海外投資家の見方には変更が迫られている。人件費の高騰で、中国の輸出競争力に陰りが見え始めたことが背景にある。人民元を売ってドルを買い、これを市場から吸収しなければ外貨購入を通じた流動性供給になる。これで理財商品の債務不履行危機を回避しようとう思惑もあるようだ。しかし、これに中国経済の悪化が加われば、海外投資家のキャピタルフライトを招くリスクもはらむ危うい政策だ。海外投資家は今後の人民元安の行方を注視する必要がある。

仮に中国がハードランディングを避けても、たとえば5%台という成長率さえ維持できない、長期衰退の道を歩む可能性もある。経済の弱体化、人民元安、高いインフレ率と財政赤字の増加が定着するようなら、このシナリオの現実性は高くなる。不良債権問題は仮に乗り切っても、これまでの過剰投資による成長と決別して、どうやって経済成長を維持するのか問題だ。投資抑制の結果、経済は劇的に失速するかもしれない。中国は高成長が続き、人民元は上昇し続けるという幻想は打ち砕かれようとしている。そもそも共産党一党独裁制の資本主義というのが壮大な実験であり、その持続性は誰にも予測できない。

ソース: ロイター(2014年3月5日付)

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