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ロイター

海外投資を巡るモヤモヤ感の正体

2014.03.17
2014年には明るさが増すとみられていた世界経済に、モヤモヤとした不透明感が漂っている。その背景は何か?

 

まず、ウクライナ情勢の緊迫に伴う地政学的リスクの増加。クリミア半島住民による住民投票でロシアへの帰属が賛成多数となったが、この投票の有効性そのものを巡って、ロシアと欧米間の溝は埋まっていない。国際的な緊張はいやが上にも高まっており、海外投資家はこの情勢から目が離せない。世界第8位の経済大国であるロシアの最大の貿易相手がEUであることから、ロシア経済に及ぼす影響も海外投資家にとっては懸念材料だ。日本にとっても対岸の火事ではない。地政学リスクが原油や天然ガスの価格上昇につながれば、日本の貿易赤字はさらに拡大する。

また、1月下旬のアルゼンチンショックに端を発した新興国不安が、世界全体をモヤモヤとした霧に包んでいる。こちらの不安も、海外投資家は簡単に払しょくできないだろう。新興国通貨売りの嵐は予告もなく発生し、瞬く間に世界の金融市場に波及する。海外投資家にとって、為替相場の世界の市場への感染の早さは脅威だ。ただし幸いなことに先進国経済は総じて回復基調にある。IMFの予想によれば、2014年の新興国経済は5.1%成長にとどまる一方、先進国経済は2.2%に加速する。世界経済をけん引する米国経済が堅調である限りショックは和らげられるだろう。ただし、海外投資家はウクライナ情勢と新興国経済の不安定さからは当分の間、目が離せない。

ソース: ロイター(2014年3月12日付)

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