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ロイター

海外投資の視点・均衡が崩れる中国経済-不動産価格暴落の予兆?

2014.05.01
中国経済は経済のリバランスによる、負の連鎖に陥りつつある。

 

中国経済は現在、リバランスが進んでいるが、悪いことに不動産価格の大幅な下落を伴っているため、大きく均衡が崩れて不安定な状況に陥りつつある。不動産価格の低下が債務不履行を招き、それが成長の急減速とつながる負の連鎖だ。中国は投資依存型の経済を脱却し、国内消費が主導する先進国型に脱皮しようとしているが、不動産価格の低下が転換の足枷になっている。中国の今年の国内総生産(GDP)の伸び率予想は7.3%。先進国から見れば高い水準だが、これは過去24年間で最低の伸び率だ。中国の景気減速は、中国へ資源を供給してきたブラジルやオーストラリアに波及するなど、地球的な規模で連鎖する。

中国では融資の引き締めにより、融資総額が前年比9%あまり減少。この結果、1~3月期の住宅販売額は前年同期比7.7%減少し、新規着工面積が25%以上減少するなど、不動産不況の様相を呈している。すでに中国の債務残高は膨大だが、融資引き締めによる不良債権の増加は、さらにこの事態を悪化させる。北京大学で金融が専門のマイケル・ペティス教授は「中国の債務問題は大きくなりすぎて、借り手への規制や銀行制度改革ではもはや管理できない」と指摘する。これまでの中国経済の奇跡的な成長は投資に大きく依存しており、借り入れによる投資も大きく膨らんだ。中国の不動産価格が暴落する懸念を消すことはできない。

ソース: ロイター(2014年4月29日付)

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