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渡邉記世志社長インタビュー

これまで日本になかった新しいジャンルのホテルを作る/渡邉記世志

2014.09.04
【我が社の成長と拡大の展望】

ランドビルシステム
渡邉 記世志 社長

会社の草創期のご苦労、今後の展望や夢などを含めた会社の将来性を渡邉社長に伺いました。

渡邉記世志代表

モデルはイタリアのミラノのホテル

――ホテル業を始めたきっかけは?

もともと当社は設計や工事を請け負っていたのですが、私が2006年に代表になってからすぐにホテル業に転身しました。設計や工事は採算が悪く、このままでは生き残れないと判断したからです。幸い当社は麻布十番に土地をもっていましたので、それを有効活用する方策としてホテル業を始めました。

従業員を一新して業態転換するのは大きな決断でしたが、世の中は景気が上り調子で、外国人のホテル需要が増えていました。ところが六本木にはあっても麻布十番には外資系レベルのラグジュアリーホテルが1件もない……、「これはいける」と判断したのです。

シティホテルでもビジネスホテルでもない、かといって外資系ホテルほどは高額ではない、新しい形態の高級ホテルを目指しました。このときにはイタリアのミラノを訪問し、モデルになりそうな小さなホテルをほとんど見て回り、これが非常に参考になりました。コンパクトではあるもののグレードが高く、しかし高額過ぎない、「今、日本にない、違うジャンルのホテルを作ろう」と考えるきっかけになったのです。

ノンバンクを渡り歩いたことも

――経営は順調でしたか?

2007年にホテルを開業した後にリーマンショックが起き、ホテル経営はその荒波をもろに被りました。特に狙っていたターゲット層である、エグゼクティブ・サラリーマンのホテル需要が激減したのです。それから3年間赤字が続き、ホテル経営のスタートは大苦戦となりました。銀行は相手にしてくれないので、資金繰りのためにノンバンクを渡り歩いたこともありますし、一時は売却を検討したこともあります。

――どのように経営を回復させたのですか?

ホテル経営のコンサルタントに相談して、建物の外観などを少しずつ変えていきました。地道なティッシュ配りなども行い続け集客方法も変え、スタッフの入れ替えも行いました。そうこうしているうちに、次第にホテルの認知度が高まっていったのです。

この時期に、リピーター客が離れなかったのも救いでした。お客様がお客様を呼ぶ口コミで、次第に認知度がアップしたのです。チェーンホテルとは違いますから、無名のホテルの花が開くまでに3年かかったという感じです。この3年間を耐え抜いたところで次第に景気も回復し、客室の回転率も急速に上昇していきました。

東京オリンピックに向けてホテル業界はさらに活況に

――今後の業績見通しはどうですか?

2020年には東京オリンピックがありますので、今後、ホテル需要が増えるのは確実です。今でも円安で海外旅行者は増えているため、都心のホテルの客室は不足状態です。東京のホテルを増やそうと行政が動いているのも追い風です。おかげさまで、当社の業績も順調で、売上高の半分近くの営業利益が出るまで財務体質も改善しました。

――今後の展望や夢は?

現在、2号店の開設を準備しています。東京オリンピックのことを考慮して、極力、湾岸に近い方面に計画、設計段階に入っています。建築・内装やホテル以外のサービス業など、さまざまな経験を通じてノウハウを身につけ、お客様がどうしたら喜んで頂けるかは熟知しています。今後は同じように高級層を狙ったホテルを、日本全国に増やしていくことが目標です。いずれは海外に進出することも夢です。

【企業データ】

ランドビルシステム株式会社

東京港区の麻布十番で「Hotel The Glanz」を経営。落ち着いた佇まいの麻布十番は、東京人にも外国人にも愛される大人の街。ホテルの客室21すべてに、それぞれ個性豊かな調度が施されている。ベッドは穏やかな眠りを誘うラグジュアリーホテルご用達の特注品。ゆったりとしたバスルームではTVも楽しめる。各部屋にiPad対応のオーディオと、無線LAN及びPCを配備。客室から東京タワーを望める部屋もある。
http://www.theglanz.jp/

 


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    2014.09.04

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