髙松孝年代表取締役社長
家族を守り、未来を守りたいと願う人のための家造り/髙松孝年
2014.10.17
【我が社の成長と拡大の展望】
JPホーム株式会社
JPホームの魅力、課題、成長の展望を髙松社長に伺いました。
「邸宅」と呼ぶにふさわしいのは「鉄筋コンクリート住宅」
――JPホームの概要を教えてください
JPホームは、髙松建設の住宅事業部から独立して鉄筋コンクリート住宅だけを扱う会社として歩んでまいりました。快適で耐久性に秀れ、美しいフォルムのRC住宅を追求し着実に実績を重ねてきました。
そもそもRC住宅のRCとは、Reinforced(補強された)Concrete(コンクリート)の略で、鉄筋コンクリート造の家のことです。我々は「邸宅」と呼ぶにふさわしいのは「鉄筋コンクリート住宅」だけであるとの信念を基に、一邸一邸を入念に設計し、丁寧に施工しております。
RC住宅は、施主の住宅に対する「思い」と「こだわり」をいかに具現化するかが重要だと思います。それには、発想豊かな専門の建築士と経験豊富な施工技術者が不可欠です。弊社においては、脇目もふれずに、RC住宅だけを手掛けてきて、その人材を育成してまいりました。今後とも鉄筋コンクリート住宅の普及を目指し、その技術やノウハウを高めていく所存でございます。
――創立をされたきっかけは何ですか?
私は創業者ではなく3代目の社長です。元々は1997年に髙松建設の住宅事業部として開設されたのですが、私は1998年に積水ハウスから転職してまいりました。2005年までの7年間は髙松建設住宅事業部の一般社員として働き、2005年のJPホーム発足のタイミングで取締役東京本店長として東京の責任者になりました。
人々が安心して住める家を建てる
――なぜ鉄筋コンクリート住宅に目をつけたのですか?
本社が大阪ということもあり、1995年阪神淡路大震災の時に多くの社員が復興ボランティアに行っておりました。そこで、たくさんの倒壊したビルや一軒家を目の当たりにしたのです。一方、髙松建設は被災地域に100軒以上、建物を供給しておりましたが全壊・半壊は一棟もなく、多くの入居者やオーナーの方々から感謝の言葉を頂きました。
しかし、実際には多くの一軒家が崩壊しているのを目の当たりにしているので、「もっと頑丈な戸建て住宅を供給しなければいけない」と当時の社員達は考えました。世界的な常識で、建物を造る為の素材で一番頑丈なのは鉄筋コンクリートなのですが、以前まではビルやマンションにしか使われていませんでした。この一番頑丈な鉄筋コンクリートを戸建て住宅の分野でも幅広く普及できないかと考えた結果がRCの住宅部発足に繋がったのです。
地震、台風、火災この3つは日本の住まいが抱えている宿命です。ですので、我々は自然災害から人々を守り、安心して住める住宅を作らなければいけないのです。
――困難を乗り越えた経験をお聞かせください
鉄筋コンクリート造の戸建て住宅を専門とするハウスメーカーは、弊社以外ほとんどありません。お手本もなければ先輩もいないので、自分たちで常に道を切り拓いていかなければなりません。
設立当初は、鉄筋コンクリート造の戸建て住宅を専門に売ってきた営業マンはどこを探してもいないので、木造や鉄骨の戸建て住宅を売ってきた営業マンにコンクリートのことを教えることからのスタートでした。熟練した専門家がいない状態でのスタートでしたので、はじめは苦労をしました。
また、鉄筋コンクリート造の戸建て住宅というのは知名度が低いので、幅広く知ってもらう為に宣伝していかなくてはいけませんでした。このような困難は根気よくスタッフを育てることができたので、乗り越えられたと思っております。
――経営の秘訣をお教えください
最近は時代の流れがとても速いと思っています。一昔前まで30年間の間で緩やかに変わっていたことが、今では5年で急変したりもします。
昨年までやっていたことと同じ調子で今年もやっていると、大変な目に合うことがあります。トレンドの先を読むだけではなく、経営判断のスピード感が益々要求されるようになってきているのです。
また、ITが発達し世の中が便利になってきていますが、本当の情報をどれだけ読めているのかも重要です。会社経営は博打ではないので、「企業として何を目指しているのか」という本質を踏み外さないようにすることが大事だと思っています。
日本中の家庭を災害から守る
――今後の展望や夢をお話し下さい
阪神淡路大震災や東日本大震災などで多くの悲劇を生みましたが、日を追うごとに日本を取り巻く自然環境が厳しくなってきていると思います。異常気象も年々増加してきました。
「生命と財産を守る家」を提供する側としては、より強靭な建物を供給していかなければいけないと思っております。しかし、残念ながら一般エンドユーザーに広く供給しきれていないという現状です。富裕層だけでなく、平均所得層の方にも広く選んで頂けるような商品の種類を増やし、手の届くところまでコストダウンをしていこうと考えています。その為の技術革新に対する努力は惜しみません。
また、現在は3大都市圏でしか営業をしておりませんが、ゆくゆくは全国に展開をして日本中の家庭を災害から守りたいと思います。
【企業データ】
会社名:JPホーム株式会社
事 業 所
東京本店:〒108-0014東京都港区芝4-8-2
大阪本店:〒532-0025大阪市淀川区新北野1-1-20
資 本 金
100,000,000円
役 員
代表取締役社長 :髙松孝年
取締役会長 :太田耕蔵
取締役 :中村一光
取締役 :岡崎勝道
展 示 場
成 城 東京都世田谷区成城1-4-1 成城住宅公園内
みなとみらい 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3 横浜ホームコレクション内
千 里 大阪府吹田市千里万博公園1-7 千里住宅公園内
な ん ば 大阪市浪速区敷津東1-1-1 なんば住宅博内
JPホーム株式会社
髙松孝年代表取締役社長
(兼 髙松建設株式会社 代表取締役副社長)

「邸宅」と呼ぶにふさわしいのは「鉄筋コンクリート住宅」
――JPホームの概要を教えてください
JPホームは、髙松建設の住宅事業部から独立して鉄筋コンクリート住宅だけを扱う会社として歩んでまいりました。快適で耐久性に秀れ、美しいフォルムのRC住宅を追求し着実に実績を重ねてきました。
そもそもRC住宅のRCとは、Reinforced(補強された)Concrete(コンクリート)の略で、鉄筋コンクリート造の家のことです。我々は「邸宅」と呼ぶにふさわしいのは「鉄筋コンクリート住宅」だけであるとの信念を基に、一邸一邸を入念に設計し、丁寧に施工しております。
RC住宅は、施主の住宅に対する「思い」と「こだわり」をいかに具現化するかが重要だと思います。それには、発想豊かな専門の建築士と経験豊富な施工技術者が不可欠です。弊社においては、脇目もふれずに、RC住宅だけを手掛けてきて、その人材を育成してまいりました。今後とも鉄筋コンクリート住宅の普及を目指し、その技術やノウハウを高めていく所存でございます。
――創立をされたきっかけは何ですか?
私は創業者ではなく3代目の社長です。元々は1997年に髙松建設の住宅事業部として開設されたのですが、私は1998年に積水ハウスから転職してまいりました。2005年までの7年間は髙松建設住宅事業部の一般社員として働き、2005年のJPホーム発足のタイミングで取締役東京本店長として東京の責任者になりました。
人々が安心して住める家を建てる
――なぜ鉄筋コンクリート住宅に目をつけたのですか?
本社が大阪ということもあり、1995年阪神淡路大震災の時に多くの社員が復興ボランティアに行っておりました。そこで、たくさんの倒壊したビルや一軒家を目の当たりにしたのです。一方、髙松建設は被災地域に100軒以上、建物を供給しておりましたが全壊・半壊は一棟もなく、多くの入居者やオーナーの方々から感謝の言葉を頂きました。
しかし、実際には多くの一軒家が崩壊しているのを目の当たりにしているので、「もっと頑丈な戸建て住宅を供給しなければいけない」と当時の社員達は考えました。世界的な常識で、建物を造る為の素材で一番頑丈なのは鉄筋コンクリートなのですが、以前まではビルやマンションにしか使われていませんでした。この一番頑丈な鉄筋コンクリートを戸建て住宅の分野でも幅広く普及できないかと考えた結果がRCの住宅部発足に繋がったのです。
地震、台風、火災この3つは日本の住まいが抱えている宿命です。ですので、我々は自然災害から人々を守り、安心して住める住宅を作らなければいけないのです。
――困難を乗り越えた経験をお聞かせください
鉄筋コンクリート造の戸建て住宅を専門とするハウスメーカーは、弊社以外ほとんどありません。お手本もなければ先輩もいないので、自分たちで常に道を切り拓いていかなければなりません。
設立当初は、鉄筋コンクリート造の戸建て住宅を専門に売ってきた営業マンはどこを探してもいないので、木造や鉄骨の戸建て住宅を売ってきた営業マンにコンクリートのことを教えることからのスタートでした。熟練した専門家がいない状態でのスタートでしたので、はじめは苦労をしました。
また、鉄筋コンクリート造の戸建て住宅というのは知名度が低いので、幅広く知ってもらう為に宣伝していかなくてはいけませんでした。このような困難は根気よくスタッフを育てることができたので、乗り越えられたと思っております。
――経営の秘訣をお教えください
最近は時代の流れがとても速いと思っています。一昔前まで30年間の間で緩やかに変わっていたことが、今では5年で急変したりもします。
昨年までやっていたことと同じ調子で今年もやっていると、大変な目に合うことがあります。トレンドの先を読むだけではなく、経営判断のスピード感が益々要求されるようになってきているのです。
また、ITが発達し世の中が便利になってきていますが、本当の情報をどれだけ読めているのかも重要です。会社経営は博打ではないので、「企業として何を目指しているのか」という本質を踏み外さないようにすることが大事だと思っています。
日本中の家庭を災害から守る
――今後の展望や夢をお話し下さい
阪神淡路大震災や東日本大震災などで多くの悲劇を生みましたが、日を追うごとに日本を取り巻く自然環境が厳しくなってきていると思います。異常気象も年々増加してきました。
「生命と財産を守る家」を提供する側としては、より強靭な建物を供給していかなければいけないと思っております。しかし、残念ながら一般エンドユーザーに広く供給しきれていないという現状です。富裕層だけでなく、平均所得層の方にも広く選んで頂けるような商品の種類を増やし、手の届くところまでコストダウンをしていこうと考えています。その為の技術革新に対する努力は惜しみません。
また、現在は3大都市圏でしか営業をしておりませんが、ゆくゆくは全国に展開をして日本中の家庭を災害から守りたいと思います。
【企業データ】
会社名:JPホーム株式会社
http://www.jp-home.jp/
事 業 所
東京本店:〒108-0014東京都港区芝4-8-2
大阪本店:〒532-0025大阪市淀川区新北野1-1-20
資 本 金
100,000,000円
役 員
代表取締役社長 :髙松孝年
取締役会長 :太田耕蔵
取締役 :中村一光
取締役 :岡崎勝道
展 示 場
成 城 東京都世田谷区成城1-4-1 成城住宅公園内

みなとみらい 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3 横浜ホームコレクション内

千 里 大阪府吹田市千里万博公園1-7 千里住宅公園内

な ん ば 大阪市浪速区敷津東1-1-1 なんば住宅博内

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