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岡本洋明代表

既存の市場にマーケティングで挑む/岡本洋明

2014.10.24
【我が社の成長と拡大の展望】

株式会社ジェネレーションパス
岡本洋明社長

ジェネレーションパスの魅力、将来性を岡本代表に伺いました。




――ジェネレーションパスについて教えて下さい
インターネット上で売れる仕組みをつくる会社ですね。弊社には二つのお客さまが居ます。一つはパートナー企業さま、もう一つは個人のお客様や、楽天さんなどの会員組織。
よく、ECマーケティングの達成目標は会員の増加率と言いますが、弊社では自社の会員組織を持たず、マーケティングエンジンで経営している会社なんです。パートナー企業さまが提供している商品を売れそうな市場を探して、市場に流していく。販売できたら手数料という成功報酬型のマーケティングエージェンシーです。
このような事業モデルは、競合が少ないという特徴があります。多くのECは自社会員をもちますが、弊社では持っていません。会員のために商品を最適化する業者は多くありますが、商材を提供してくれた企業の為の販売を適正化するのは弊社独特の立ち位置です。

きっかけはパートナー企業の一言から

――創業の経緯を教えて下さい
もともと、ファイナンスとIT、マーケティングの仕事をしていたのですが、2002年にデジタルフォトアルバムの事業を始めました。アナログデータをデジタルデータへ変換して、世代を超えて橋渡しをしたいという思いから「ジェネレーションパス」という会社名にしました。
そこで、お付き合いのあった木材を商材として扱う業者さんから、楽天などのモールに店舗を出したいというお話がありました。しかし、店舗を出しただけで売れるのか、など不安もあったようで、それなら、商材が売れたらいくらかのギャランティーを貰えますか。という流れで今のECマーケティング事業の前身となる事業を始めました。
 企業と商材、市場の間に、リコメン堂というプラットフォームを立てる、マーケティングデータとシステムを活用して、売れる仕組みを作るという事業を確立しました。
 1商品に対してデータ解析をして売り方や価格を明らかにします。楽天さんやアマゾンさんなどのトップモールとの比較もします。ここまでならSEO会社などでもやってくれますが、弊社はデータ分析プラス、リコメン堂というというプラットフォームを通じて販売するところまで行っています。
SEO会社と決定的に違うのは、このように集客し、こうすれば売れるということだけではなく、実際こう売れました、あるいは、実際には別の方法で売れましたと検証できる点です。

――創業以来、経営は順調でしたか
2002年に創業して、2014年の上場まで壁だらけでした。最も大きな壁は、2008年に事業転換した時ですね。単純に商材を挙げるだけでは売れない、難しさを実感しました。さらに、2008年は厳しい年でもありました。しかし、それを乗り越えたからこそ、逆に消費税増税などは乗り越えることができました。
これらの困難を乗り越えた要因の一つは、多品種多ジャンルの商品を扱っていたところです。例えば、高品種に集中していれば、リーマンショックで大きな損失を被ります。一方で、低価格のジャンルに集中すれば他の競合との競争が過熱してしまう。一分野がダメでもジャンル別に、様々な展開できる、というところが弊社の強みだと思います。

独自のビジネスモデルができるまで

――創業当時はどのような経営をしていたのですか
最初は新規での提携企業を獲得する必要があるので、30社くらいは自分で開拓しました。やはり、営業コストがかかると価格に反映しまうものですから、今は合理化していますが、最初のうちは人力でやっていくしかなかったですね。
しかし、続けていくうちに企業の方から良いねと言って下さる事が増えました。成功報酬型のマーケティングですし、企業にとっては販売チャネルが増えるので、上手くメリットを提示できたと思います。

――他社とはどのような差別化を図っているのですか
EPOという概念を自分で考えたのですが、EPOとはEC-PlatForm-Optimizationの略称で、楽天、アマゾン等のモールに対して、プラットフォームを利用する事で最適化、SEOで集客し、販売を前提としてマーケティングを行うことです。
これを可能とする前提として、二つのシステムが必要でした。
一つはMISというシステムです。扱う商材が多ジャンルに渡るのが弊社の強みでしたが、一方で、弊社でそのノウハウを用意する事は難しいものです。そこで、どんなに異業種なジャンルであっても、ビッグデータを解析してデータを収集することで、最適な市場を検索することを可能としたのです。
我々で開発したもう一つのシステムはGPMSです。GPMSは多モールでの受注を一元化するシステムです月間で約1万件の受注を自動化し、受発注コストを抑えています。
GPMSがないと購買ができませんし、EPOがなければ集客しても購買できない。弊社のビジネスモデルに必要な要素を一つ一つ作り上げていった結果、独自の構造が出来上がりました。

――EC市場の今後をどう思われますか
2008年から2013年にかけて、倍以上の伸びている市場はEC市場くらいしかないんです。今後も1.8倍に成長するという見通しもあります。
これは、人口構造からも当然だと考えています。少子化とはいえ、クレジットカードを持てる20代は日々生まれて来ます。今、20代の100%がECを使っているのですが、例えば現在、50代の10%がECを使っているとして、10年後は50代の使用率が20%、10年後には30%というところが見えてきます。
2013年3兆円の規模があると言われていましたが、今後もどんどん伸びていくと考えます。弊社が今後、注力する事業としてはリコメン堂 をベースとした事業を考えていますが、
ECを使っている企業のサポートや、会社の挙げようとしている商品のテストの事業なども考えています。

――今後の成長の展望を教えて下さい
成長するほど難しいところも出てきますが、弊社としては、商材を売りたい企業の相談相手でありたいですね。EC業界の相談約としてワンストップでマーケティングを行う。
電通、博報堂並みの存在感を持てるようになれば、と思っています。 EC業界はまだまだ発展途上で、登場人物が少ないので、弊社でマーケットの伸びの2倍を上回るような展開を目指して行きます。

【企業データ】

株式会社ジェネレーションパス

http://www.genepa.com/



株式会社ジェネレーションパスでは、ECサイト運営で培われたECプラットフォーム最適化のノウハウとオペレーションをもとに、ECサイト立ち上げから運営に至るまで徹底サポートします。SEO対策だけでは実現できないサービスでECサイト運営を支援いたします。


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    2014.10.24

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