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イン ルオ取締役代表執行役社長兼CEOインタビュー

ステップバイステップで世界に飛躍する本格的な製薬会社に/イン ルオ

2014.10.31
【我が社の成長と拡大の展望】

株式会社ジーエヌアイグループ
イン ルオ取締役代表執行役社長兼CEO

ジーエヌアイグループ(マザーズ:2160)の成長と拡大の可能性をイン ルオ社長に伺いました。



現在は中国という巨大な市場が舞台

――御社の業務の概要をお話し下さい

2001年に米国法人Gene Networks, Inc.の日本法人として設立し、2007年に東証マザーズにバイオベンチャーとして上場しました。ヘルスケアの市場規模は、中国では年率約20%程度拡大していると言われ、近い将来、中国がヘルスケア市場規模で第2位になると言われています。日本で上場していますが、当社は、現在、主に中国にて活動を行っており、この世界的に大きな中国市場にアクセスを有しており、経営並びに研究陣には米国人或は米国で医薬研究実績等がある人材も多くおります。

欧米では新薬開発費は数百億円以上かかると言われていますが、この開発費が10分の1以下である中国において新薬開発を行っており、市場規模の大きい中国において、低コストで新薬開発を行っているのが特徴です。したがって、多くのバイオベンチャーが直面しがちな、資金繰りの問題がありません。また、臨床試験以降の新薬開発成功率は15%~20%と言われており、新薬開発には資金繰りのみならず、開発を成功させることがキーとなりますが、当社グループは自社開発の新薬開発に成功しましたので、新薬を開発する実力も持ち合わせていると言えます。

中国でPOC(Proof of Concept=コンセプト[概念]を実証する)が確立した後、中国以外の国にも進出・展開することをビジネスモデルとしています。すでに、中国において当該子会社が開発した特発性肺線維症治療薬・アイスーリュイ(中国語:艾思瑞®)を2014年2月末より販売(上市)し、これを中国だけでなく、東南アジアでも販売を拡大することを目指しており、豪州の企業が販売パートナーとして動き始め、既にシンガポールにて販売を開始しました。

当社の知る限り、当社は日本のバイオベンチャー企業の中で、自社開発の新薬を製造販売している唯一の会社です。また、当社が開発する薬の多くは、現在治療薬が存在しない疾患に対しての新薬です。

――御社の特徴はなんですか?

当社はこの業界では非常にユニークな存在です。それは、新薬の探索や臨床開発から、製造、販売まで、自社グループで一貫した事業活動を行っている、垂直統合型のバイオ医薬企業であることです。これはバイオ医薬企業としては、おそらく当社にしかない特徴です。北京の工場で、当社が自社開発した医薬品の製造が可能です。

希少疾患のため患者さんの数はそんなに多くありませんが、まずは小さい市場の開発からコツコツと実績を積み重ね、ステップバイステップで市場を拡大していくのが当社の方針です。実際、アイスーリュイ(中国語:艾思瑞®)が糖尿病腎症にも効果があることが承認されれば(現在、治験許可申請提出済み)、巨大な市場を切り開くことになります。肝臓や腎臓の治療に使われる、さらに市場の大きな医薬品の開発も進めています。

――この業界で御社を他社と特に差別化する強みというのは何でしょうか?

大まかに、以下の4点にまとめられます。

① 新薬探索・臨床開発から製造販売まで一貫した事業活動を行う、垂直統合型バイオ医薬企業である。
② パイプライン(薬の候補物)が豊富な為、長期成長が見込まれる。新薬の開発には10年以上掛かると言われているが、当社のパイプライン(新薬候補)は複数ある。
③ 希少疾患並びに主要疾患に焦点を当てる。低コスト、短期間で市場規模が小さい希少疾患治療薬を開発し、その薬を患者数が多い主要疾患治療薬として開発することにより、主要疾患治療薬の開発成功率を高くしている。
④ 多くの薬が臨床ステージ(実際に薬を開発しており、3種類の薬について臨床試験を行っている)にあり、近い将来、新たな新薬を販売できると考えられる。

世界にインパクトを与える本格的な製薬会社に

――この業界の規模というのは今後どれくらい拡大するかという見通しはありますか?

中国のヘルスケア市場規模は、年率約20%程度の成長が想定され、数年以内に世界第2位のマーケットになると言われています。当社は特発性肺線維症治療薬・アイスーリュイ(中国語:艾思瑞®)以外の薬についても中国は勿論、中国国外への進出を計画しており、将来、活動を世界に拡大します。

――今後はどのような業務に注力していく予定ですか?

中国での展開と中国以外での展開に分けることができます。

中国での展開:
① 今年2月末より販売を開始した特発性肺線維症治療薬・アイスーリュイ(中国語:艾思瑞®)の販売強化
② アイスーリュイ(中国語:艾思瑞®)を主要疾患の治療薬として適応拡大(放射線性肺炎、糖尿病腎症等)
③ アイスーリュイ(中国語:艾思瑞®)の誘導体であるF351の開発

中国以外の展開:
① 中国以外での薬の開発
② 今年2月末より販売を開始した特発性肺線維症治療薬・アイスーリュイ(中国語:艾思瑞®)の東南アジアでの販売

――御社の今後の成長の展望と経営者としての夢をお話し下さい。

当社はまだ小さな会社ですが、大きな夢をもっています。世界の線維症疾患治療領域のリーダーとなり、中国と日本だけではなく、世界で活躍することになるでしょう。世界で線維症に悩む方たちに夢を与えるのが目標です。すでにその準備は十分に整っており、計画は順調に進んでいます。あと5年程もすれば、世界にインパクトを与えるアジアで本格的な製薬会社になるでしょう。

【企業データ】

株式会社ジーエヌアイグループ

http://www.gnipharma.com/japanese/index.html



株式会社ジーエヌアイグループは子会社にて、臨床開発、製造並びに販売を手掛ける製薬会社で、アジアでも特に日本や中国で多く見られる疾病の治療に注力しています。私たちの医薬品開発の価値連鎖(バリューチェーン)はターゲット探索、臨床開発、製造、そして販売から成り立っています。中国の大規模な臨床ネットワークと高いコスト効率、中国での先進的な研究施設や体制などを有し、世界で最もヘルスケア市場の成長率が高い中国と、世界第2位の市場規模を持つ日本において、新薬開発を経営目標に掲げています。

ジーエヌアイグループは充実したパイプラインを中国に所有しており、現在開発中の化合物は、世界的に新薬の待ち望まれる領域をターゲットとしています。最も開発が進んでいる創薬候補化合物であるアイスーリュイ(中国語:艾思瑞®)は、放射線性肺炎(RP)および特発性肺線維症(IPF)の2つを適応症とする治療薬として、中国で第2相臨床試験を終了し、2011年9月、IPFに関して新薬承認を取得し、2013年12月に製造販売許可を取得、2014年2月にクラス1.1薬剤として販売を開始しました。また、本創薬候補化合物のアイスーリュイ(中国語:艾思瑞®)は、2013年1月に糖尿病腎症を追加適用症として治験許可申請書を提出しました。第2の医薬品候補物F351は、第2相臨床試験開始許可を取得しております。第3の医薬品候補物質F573は急性肝疾患を適応症とし、2011年、治験許可申請書を提出しました。医薬品開発の大部分が、社内の開発チームによって行われています。

ジーエヌアイグループの重点領域は炎症とがんに関係した症状に対する治療薬の開発です。特に肺がんや肝硬変などはアジアで多く見られ、深刻な罹患率と死亡率につながっています。当社は痛みを軽減し、アンメット・メディカル・ニーズ(未だ満たされない医療ニーズ)に対応した薬剤開発を推進します。中国における欧米基準に則った医薬品開発プログラムなどのコンビネーションは、ジーエヌアイグループが進める医薬品開発を支援する基盤となっています。


  • ステップバイステップで世界に飛躍する本格的な製薬会社に/イン ルオ
    2014.10.31

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