選手を商品先物取引にし荒稼ぎする代理人
日本人選手も実態を知るべき
例えば、その一番の被害者が日本の選手ではないかとの見方もある。シアトルマリナーズと150万ドルの1年契約を締結した岩隈久志投手。前年の入札制度を使った移籍交渉は決裂しているが、その原因は「条件の釣り上げを狙った代理人を信用しすぎた」(関係者)とも言われている。
本当に「お金よりも野球」と考える日本の選手は多く、代理人に苦しめられている現状もあるようだ。もちろん、野球選手が契約交渉術を学ぶ姿など、ファンは見たくないだろう。そんな夢のない光景はうんざりだ。しかし、選手も当事者だけに、もっと勉強は必要だろう。
日本ではまだ代理人交渉は、コストの関係もあり、高年俸の選手が使っているくらいだ。あまり拡大する市場ではないように見える。やはり、ケタがひとつ違う米国だけに成り立つのが代理人ビジネスなのだ。今後は、日本の選手もそうしたビジネスとしての背景も知っておいた方が良いだろう。
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