日弁連会長選挙の行方、再投票の再投票も
◆まず票数は次の通りとなった(敬称略)
山岸憲司 7958
宇都宮健児 6608
尾崎純理 3318
森川文人 1805
今回は、前回も決選投票で会長となった現職の宇都宮健児氏が、選挙史上初の2選を目指して立候補するという異例の展開となった。
今回も主流派とされる山岸氏が、トップの得票数を誇りながらも、3分の1以上の弁護士会を取るという規定をクリアーできなかった形だ。獲得した弁護士会の数では、山岸氏は12、宇都宮氏は37となっている。
ここで再投票の際には、浮動票の流れが重要となる。主流派とされる山岸氏に流れるとの見方もあるものの、地方連合がまた宇都宮氏を支持することは確実視される。
主流派とはイコール東京・大阪などの大都市連合であり、それに対抗する地方連合という図式は今回も変わらない。ただし、票数だけではなく、3分の1以上の弁護士会を取ることが必要となるだけに、今回も揉めることは必至だ。
決選は3月14日、果たして再投票の再投票はあるのだろうか。

◆『ヘッジファンド』から『慶応幼稚舎』まで。「ゆかしメディア」は日本最大級の富裕層向けメディアで、月間30万人以上にご利用いただいております。なお、純金融資産1億円以上の方は、富裕層限定オンライン・プライベートクラブ「YUCASEE( ゆかし)」にご入会いただけます(書類審査並びにスタッフによるインタビュー審査がございます)。 著作・制作:ゆかしウェルスメディア株式会社
おすすめの記事
-
英国No.1ファンドマネジャーがヘッジファンド創設か?
2010年の運用開始以来およそ400%のリターンを残している、英国・・・
- ヘッジファンドとファンドラップの違いとは?
- 欧州大手グローバルマクロヘッジファンド、ブレバン・ハワードの復活劇
- 超低金利時代に有効な投資方法
- 米国IT株が高騰している理由:「質への逃避」経済用語解説シリーズ①
クイックアンケート
特集の企画を考えています。貴方が「ゆかしメディア」で読みたいのは? (2)