中国のゼラチンは革靴製、そして業者は大儲け
「ヨーグルトやゼリーは二度と食べない方がいい」

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はじめは噂に過ぎなかったゼラチン騒ぎだが、続く中国メディアの報道で、工業用ゼラチンが、薬用のカプセルにわれている事実が明らかになり、逮捕者が9人出る事件へと発展した。
そもそも、食用のゼラチンは動物の皮や骨に含まれているコラーゲンを抽出して作られる。ところが、問題のゼラチンは破棄された革製品が原材料だった。
中国メディアの報道によると、食用ゼラチンを1トン生産するのに、材料費は、2.4万元(約30万7000円)程かかるが、革製品からゼラチンを作れば、わずか6000元(約7万7000円)と、本来の4分の1の値段で済む。一般に、食用ゼラチンが1トンあたり3万元(約38万4000円)に対し、工業用ゼラチンは2.8万元(約35万9000円)で売られていたというから、製造業者は、問題のゼラチンで、大儲けしていたわけだ。やはり。