上海に住む富裕層は15万人

試乗する中国人。所持品はブランド尽くし
これは、中国全体に占める割合で言えば、それぞれ1000万富豪が13.7%、億万富豪が12.9%で、全国第2位。上海は、北京、深圳についで富豪に人気の都市となっている。
白書によると、億万富豪は主に“企業経営者”と“不動産投機者”と“プロの投資家”の3種類に分けられる。中でも一番多いのが企業経営者で全体の75%を占める。続いて、不動産投機者、プロ投資家だ。
一方、1000万富豪に関しては、この3タイプに加えて「ホワイトカラー」ならぬ、「金色カラー」が増加しているのだという。これはいわゆるエリートビジネスマンで、大企業の管理職などを指す。他の都市に比べても上海は、「金色カラー」の割合が高く、1000万富豪の15%を占めている。
またエリア別に見ると、2010年上海万博の開催地ともなった浦東新区が、もっとも多くの富豪が住む地域だった。
◆『ヘッジファンド』から『慶応幼稚舎』まで。「ゆかしメディア」は日本最大級の富裕層向けメディアで、月間30万人以上にご利用いただいております。なお、純金融資産1億円以上の方は、富裕層限定オンライン・プライベートクラブ「YUCASEE( ゆかし)」にご入会いただけます(書類審査並びにスタッフによるインタビュー審査がございます)。 著作・制作:ゆかしウェルスメディア株式会社