5億円投資家と10億円投資家が法廷で戦うことに
著書が裁判の発端に

その三村氏のことが取り上げられた本が「平凡な大学生のボクがネット株で3億円稼いだ秘術教えます!」(扶桑社)。出版社、著者、三村氏の3者が今回の裁判の被告人となっている。
今回の訴訟を提起した渋谷高雄氏は、個人投資家として名前を馳せ、株式、FXなどで5億円以上の成果を残したことはもちろん、その上で、うそ偽りはないということを証明するために納税証明書を公開するなどの姿勢が高く評価されてきた。
そして、その2人の投資家を線で結んだのが著書「平凡な大学生―」。これが裁判の発端となる。