高級靴1200足の訴訟「愛が欲しかった」で終結

ベスさんはプロポーカー選手として実力はもちろんのこと、クリスチャン・ルブタン、アレキサンダー・マックイーン、シャネルなど1200足のクツコレクションを持つことで知られる。これらが総額100万ドル以上に相当するとされている。
あまりのコレクションから、昨年はドキュメンタリー映画「God Save My Shoes」も公開されたほどだ。
自宅には、シューズコレクション部屋があるほど。ただし、今回はこれが隠し財産ではないか、との指摘を前夫がしてきたのだ。
NYポスト紙によると、決着は、弁論で裁判官が「時間の無駄でしたね」と語るくらいあっけないものだったという。
妻ベスさんが、クツを1200足まで買い込んだ理由を「あなたは忙しい、寄るなといつも私に言った。わたしはいつも一人で寂しく、もっと愛が欲しかった」などと証言した。
スタイリッシュでかっこいい女性ハスラーの裏の顔。つまりは寂しさを紛らすための衝動買いだったのだ。
そして、決定的に証言になったのは「あなたは請求書に全部サインしたはずよ」というもの。これを聞いた後に、ダニエル氏は訴訟の提起を取り下げたのだった。
ダニエル氏の主張は、自分の知らない隠し部屋があり、そこにもクツを隠しているとして、クツの35%は自分にも権利があるとの主張を展開していた。
ダニエル氏はヘッジファンド運用会社SHK・アセット・マネジメントを創業。ポーカープレーヤーとしても知られ、ポーカーが縁で結ばれた。
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