秋葉原のカリスマが3度目の上場へ
秋葉原からパソコン販売日本一へ

「『秋葉原の街には集客力がある』という考え方には影響を受けた」(若手起業家)というように、今でも一定の影響力を持つ知る人ぞ知る存在である。
起業家天国の米国では、シリアルアントレプレナーと呼ばれて珍しくはないが、日本では3度の上場を果たすこと自体が異例のことだ。ただし、残念なことはその経営が必ずしもうまくいかなかったことだ。
「0から1を作ることと、1から2を作ることはまったく違う」(失敗経験のある起業家)というように、鈴木氏は今のところは前者の「0から1」タイプなのだろう。