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“日本のプチ・パリ”神楽坂で堪能する極上フレンチ

レトロな風情と最先端文化が息づく街・神楽坂

 明治・大正時代に花街として興隆を誇った、東京都新宿区の神楽坂。明治時代には尾崎紅葉・泉鏡花が居を構え、また夏目漱石をはじめ多くの文豪が通ったことでも知られています。

 一歩裏通りに足を踏み込めば、日本でもここにしか残っていないと言われる花街特有の路地。縦横無尽に広がる石畳の路地を彷徨いながら奥へと進んでいくと、どこからともなく三味線の風流な音色が聞こえてきます。政財界の要人が通った料亭や文豪が愛した宿、その隣に軒を連ねるのはビストロやお洒落なイタリアンレストラン、若い芸術家が集うアトリエやギャラリー。和と洋が絶妙に融合し、レトロな風情の中にも最先端の芸術文化の薫りが息づく街です。

 YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)読者の方々も、神楽坂に常連の料亭や割烹の1つや2つはあるはず。しかし今回は敢えて和ではなく、神楽坂の「日本のフランス地区」としての面をクローズアップ。神楽坂の素晴らしさを再確認できる、日本において最上級のフランスが堪能できるお店をご紹介します。

20軒以上のレストランが集う「フレンチのメッカ」

 神楽坂駅から飯田橋駅まで続く約1キロほどの神楽坂通りを中心に、20軒以上のフレンチレストランやビストロが存在する神楽坂。都内でも突出した軒数の多さとレベルの高さから、「フレンチのメッカ」とも呼ばれています。また正統派フレンチだけでなく、フランス人が経営するバーや、フランスの伝統料理専門店、ジャン=ポール・エヴァン氏の弟子が経営するパティスリーなど、さまざまなジャンルのフランスが楽しめます。

 神楽坂は「プチ・フランス」「プチ・パリ」とも呼ばれています。パリのモンマルトルを彷彿とさせる街並み、日本最大のフランス文化発信地・東京日仏学院などフランス関連施設が多数あること、レベルの高いフレンチレストランが集まっていること…がその理由です。フランス人の住民も多く、神楽坂通りを上っていく途中では小さな子供連れのフランス人一家や、自転車で颯爽と駆け抜けていくフランス人青年に遭遇することも。

神楽坂

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