“日本のプチ・パリ”神楽坂で堪能する極上フレンチ
ジャン=ポール・エヴァン氏の弟子の人気パティスリー
料理だけでなく、神楽坂には極上のフレンチ・スイーツもあります。筑土八幡神社の近くにある「パティスリー カー・ヴァンソン」。目立たない場所にある上、店の概観も周囲の住宅街に馴染んでしまう白とパステルグリーンで、集客上どうなのだろう?と一瞬思ってしまう立地。それにも関わらず、いつも常連のお客さんでいっぱいの人気店です。この店は、ジャン=ポール・エヴァン氏の元で修行した女性パティシエ、石井 Vincent 敬子(イシイ ヴァンソン ケイコ)さんが2006年12月にオープンしたパティスリー。石井さんは1996年渡仏し、パリ15区の「ドゥース・エ・パティスリー」、ホテル「ジョルジュ・サンク」に勤務後、ジャン=ポール・エヴァン氏のショコラティエ「ジャン=ポール・エヴァン」に勤務。2001年にはパリ8区の4つ星ホテル「ロワイヤル・モルソー」でスー・シェフとして活躍しました。
フランスの本格的な味をそのまま再現しているため、甘みやリキュールの使い方は日本人向けというよりフランスのそれに近く、かなりしっかり効いています。10~15種類のケーキのほか、フィナンシェなどの焼き菓子やキッシュもあります。個性的なケーキはやはりチョコレート系が充実。他の店のケーキにはない口溶けのよさと奥深い味わいが特長です。
【patisserie K.ViNCENT】
住所:東京都新宿区筑土八幡町1-2
TEL:03-5228-3931
和からフレンチまで、世界に認められた美食の街
神楽坂はフレンチに限らず、和食や他ジャンルでも世界的に高評価を受けています。中でも「ミシュランガイド東京」2008年版で2つ星を獲得した「神楽坂 石かわ」は、2009年版で3つ星に昇格。またフランスの名店「タイユヴァン」でポワソニエを務めた笹嶋伸幸シェフのフレンチレストラン「ラ・コリンヌ」を擁する「アグネスホテル アンド アパートメンツ東京」は、ホテル部門でミシュランに掲載されました。一方、元首相や官僚たちが足繁く通った料亭や一見さんお断りの割烹も、往時よりは減少したとは言え健在です。花柳界という極めて日本的な文化と異国情緒が違和感なく同居する、それが神楽坂の最大の個性であり、人々を惹きつけてやまない魅力です。
今回あげたいくつかの名店は、神楽坂の魅力のほんの一部を取り上げたに過ぎません。あなたもご自身の足で神楽坂を歩いて、その魅力を肌で感じ、お気に入りの一軒を見つけてみてはいかがでしょうか?

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