文春スクープ連発の陰で佳境に入る「AKB48喜び組」訴訟
始まりは3年前の「喜び組」報道

週刊文春の記事内容は、運営会社AKSの窪田康志社長が、立場を利用してメンバーと仕事以上の関係を持っているというもの。固有名詞として挙げられているのが、マリコ様こと篠田麻里子さんで、社長と同じマンション(別部屋)に住んでいたり、社長名義のクレジットカードを所有していたり、しているというもの。また、肉体関係を持ったと証言する「元メンバー」の証言なども掲載されている。
記事の標的となったAKB48の運営会社AKSが文春を、名誉棄損などで約1億7000万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。10年6月1日に第1回口頭弁論がスタートし、その際には全国紙、通信社でも報道されたほどだ。
だが、その後は、この一件を忘れるくらいにAKBの華々しい活躍もあり、世間の目は注がれていなかったが、水面下では進行していた。