木曜日からでも間に合う週刊経済誌ランキング「中小ヘッジファンド蠢く日本市場」
◆1位 週刊ダイヤモンド 賢い株の売り方&買い方
先月、「経済ニュースを疑え!」という特集。「週刊ダイヤモンドが株特集を組むとなぜ株価はピークを打つのか」と自戒を込めて語られているが、今週いよいよその「株」特集を持ってきた。
アベノミクス相場で昨年末以来再び株式投資に戻ってきた人たち、アベノミクス相場に乗ってみたら急落して含み損を抱えた人たち、20年来の塩漬け株をなんとか解消したい人たち。そんな、株式市場に何らかの形で参入している「悩める」個人投資家向けの、心構えを説く。
第2特集の「日本を翻弄する海外ヘッジファンドの裏側」では、日本に投資もしたことがなく、首相の名前も知らない中小のヘッジファンドが、ガヤガヤと投資しているのが今の相場だということが分かる。
◆2位 日経ビジネス 農協支配の終焉
「農協支配の終焉 こうすれば日本の農業は勝てる」として農協の現状と問題点を特集。TPPを機に国の主要政策に躍り出た農業だが、そのダイナミズムを阻害している存在が、農協になってしまっているのが現状ではないのかという問いかけの特集となっている。
JAバンクの貯蓄総額は2013年4月時点で90兆円。みずほフィナンシャルグループと肩を並べる規模だ。それが農家の繁栄のための投資として有効に循環するなら意義あることだが、本誌で貸し出し内訳を読むと驚くのだ。住宅ローンがほとんどで、「農業資金はたったの3.8%」なのだ。
◆3位 週刊東洋経済 安倍政権の「正体」
安倍政権は、アベノミクスで支持を集め、このままの勢いがあれば参院選も勝つだろう。そんな安倍政権を支える人たちと今後のシナリオを特集している。
浜田宏一・米イェール大学名誉教授、甘利明・経済再生担当相、竹中平蔵・慶応義塾大学教授、牛尾治朗・ウシオ電機会長らそうそうたる支える顔ぶれのインタビュー集となっている。
◆4位 週刊エコノミスト 金利動乱
株価同様、乱高下している金利。しかし、超低金利による「国債バブル」は終わりを迎えるかもしれない。日銀、そして黒田総裁の誤算があったと伝えるが、異次元金融緩和で行なわれた「長期金利を下げるためには長期国債を買えばよい」という理屈が間違っていたのだ。
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