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不動産投資家の新たな大敵「40代お一人様」の自然死

 不動産投資家の間で今、ひそかに問題となっているのが入居者の「自然死」だ。複数棟を保有する投資家ではすでに経験者もいたり、後処理の業者、弁護士事務所にも依頼・相談がコンスタントに来るほどになっている。最近では独居老人だけでなく、3、40代の「お一人様の自然死」の出現しているようで、さらに今後はそのお一人様が自然死予備軍となる。「根本的な解決策はない」とある弁護士。不動産投資家が直面する、新たな問題に迫った。

40歳くらいの自然死

 
 ドス黒く不気味に変色し、溶け出したマンションのフローリング。床には虫が散乱し、部屋全体に異臭が漂う。(絨毯などを敷いた)フローリングの上で人が自然死した場合は床が溶け出して、異臭とともに目も当てられない状態になるそうだ。

 実は遺体処理業者には、こうした普通のマンションでの遺体処理の依頼が最近は増えているそうだ。

 さらに、都内のある不動産投資家は「業者には孤独死の処理の依頼がは多く来ていると聞いていますが、最近は40歳くらいの若い人の遺体の処理依頼も以前より増えているそうです」という。


不動産投資 自然死
 昔はこうしたケースでは自殺、他殺と相場は決まっていたが、若い現役世代の自然死というのは、不動産オーナーにとっても「よりいたましい思いで、残念な気持ちになる」と経済的な損失以上に心を悩ませるという。30、40歳代のお一人様の自然死などという正確な統計はないものの、非婚化や単身世帯増加といった、ある種の時代を映す現象でもあるだろう。

 特に非正規雇用などで社会との関係が薄く、その上に一人暮らしをしているために、亡くなっていても一定期間、発見されることなく放置されてしまう。雇用を打ち切られたりして、「孤独」に陥るケースが多いという。

 前出の不動産投資家は、家賃滞納のために直接回収に行った際に発見したという。

 不動産取引を専門とする都内の弁護士事務所にも、月に1件は依頼・相談が寄せられるという。ただ、同事務所の代表弁護士は「法律、現場の手続きとも、決まった解決方法は、まだありません」と、お手上げだというのだ。

 では、不動産投資家は、新たな問題にどのように立ち向かえば良いのだろうか。
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