市場崩壊は間近! 30年間金を買い続けるマーク・ファーバー
パンローリング主催の「投資戦略フェアEXPO2014」で語ったもの。
ファーバー氏は70年代からウォール街で働き始め、その後は香港を拠点とした時代には日本などアジア株にも投資を行い、新興国株についても造詣が深い。現在はタイに在住だがバロンズ、CNBCなどでも定期的にコメントし、先見の明のある予測で影響力は強い。それは、これまでに次のようなことをズバりと言い当てているからだ。
1987年 NY株式市場のブラックマンデー到来
1990年 日本のバブル崩壊(8000円まで下げると予見)
2003年 日本株の上昇
2007年 世界的な株安の到来
2014年 ?

今のマーケットは政府が何度も市場介入することによって、不確実性の高いマーケットになりました。バブルと暴落を繰り返し、わずかの人だけがとんでもない恩恵を受けています。わたしが70年代にウォールストリートにいた時は、ビリオネアは世界に1、2人くらいでした。しかし、今は1000人以上います。
香港のハンセン指数が暴落した時も、経済的にはダメージはほとんどなかったのです。