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「離婚大富豪」は4600億円の「ステルス財産」を奪うことができるか

 離婚で史上最高額となる45億ドル(約4550億円)の解決金が示された、ロシアの大富豪ドミトリー・リボロフレフ氏(47)が、エレナ夫人の訴訟。計算上ではエレナ夫人が世界有数の「離婚大富豪」となるが、実はステルス化された莫大な資産を探すことは宝探しのように簡単ではなさそうなのだ。


ドミトリー・リボロフレフ
ドミトリー・リボロフレフ氏(中央)
 1987年に2人は結婚し2人の娘をもうけたが、不倫が相次いだために、エレナ夫人から09年に請求額61億ドルで離婚訴訟が提起された。だが、その直前から、夫は資産の切り離しに掛り、信託を使うなどステルス化を進めてきた。これが厄介なのだ。

 このたび、エレナ夫人の代理人弁護士は、米誌フォーブスの取材に対して「すべての資産を集めることは容易ではないだろう」と答えている。そもそもこうした結果を見越した上で、長年にわたって用意周到に他人名義にしている信託財産が多数ありすぎて、宝探しのごとく大変であるというのだ。また、長女の名義になっているものも多いとされる。

 また、別の弁護士の「相続人に財産が移転する際には、法的攻撃からの免疫が保証されている」といった見解も紹介されており、相当に骨が折れそうだ。

 エレナ夫人がスイスの裁判所で勝ち取った判決は、現金45億ドルと、不動産、アート作品3億ドル、二女の親権と養育のサポートである。ただ、これらの資産をすべて集めることができるかどうか。45億ドルを探すのは容易ではないだろう。

 このカップルは婚前契約などを締結していなかったのだろうが、これはたび重なる不倫が原因のため、不倫遊びをたくさんしている人は財産信託を検討しても良いかもしれない。

 妻だけに限らず、さらには娘の結婚相手が金目当てという場合も考えられるため、様々な契約や取り決めが行われるようだ。リボロフレフ氏の長女は20代で婚期を迎えているが、今度はそうした悩みも出てくる。

 日本では、銀座の不動産王として知られた川本源司郎氏(現在は法人税法違反で公判中)のように天涯孤独で通した人もいた。お金のことだけで言えば、この生き方が最も悩みは少ないのだが。

◆離婚解決金ランキング
1 ドミトリー・リボロフレフ&エレナ  45億ドル

2 ルパート・マードック&アンナ    17億ドル

3 バーニー・エクレストン&スラビカ  12億ドル

4 アドナン・カショギ&ソラヤ     8.7億ドル

5 スティーブ・ウィン&エレーン    7.4億ドル

6 クレイグ・マッコー&ウエンディ   4.6億ドル

7 メル・ギブソン&ロビン       4.2億ドル

8 ロバート・ジョンソン&シェイラ   4.0億ドル

9 アーノルド・シュワルツエネッガー&マリア 3.7億ドル

10 ローマン・アブラモビッチ&イリナ  3億ドル
※敬称略

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