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ブーム後の「サービス付き高齢者住宅」最新事情&選び方&ランキング

◆単なる「マンション選び」と甘く見ないこと
 高齢者住宅全般の仲介サイト「ウチシルベ」を運営する「くらし計画」の尾崎優子さんは「サ高住の制度がスタートした頃から、状況はかなり大きく変わっています。施設の種類や特徴が多様化して、しかも複雑化しているので、特徴のあるサービスを持った施設が増えています」と話す。

 例えば「住宅型有料老人ホームでも24時間看護体制が充実」「介護付き有料老人ホームでも入居金0円」「サ高住で要介護5でも居住可能」「サ高住でも特定施設」など数え上げればキリがないほどだ。もちろん、審査などもあり誰もが希望する通りにどこにでも入れるわけではない。その上で、選ぶ際の注意点を尾崎さんは次のように話す。

 「マンションを見るような感覚で選ぶ人がいらっしゃいますが、パンフレットやサイトだけではわからないこともたくさんありますから、(1件あたり)最低1時間半くらいは見学した方がいいです(説明、質問も含めて)。見学も3件目くらいになると、みなさんも理解ができて(施設長たちへの)質問も上手になってきています。1件だけではなく多く見た方が良いかと思います」

 やはり長年住むことも考えた上で念入りに見なければならない。都心に住むある70代女性は、サ高住の居室の雰囲気にひかれて選んだものの、共同浴場に順番で入浴するというルールが嫌で退去したというケースもあったそう。一人暮らしではあってもあくまでもマンションのようなコミュニティが存在するということ。また、住民間の距離や密度は差があり、住民同士が集まって週に一度は「●●会」開催など共同生活ルールが定められている所もあり、近所づきあいの有無なども確かめておきたい。そのあたりの事情を把握したい時は、アクティビティや昼食の時間に見学を入れてみることだ。

 また、新築は住み心地こそ良いものの、新しいスタッフも多く熟練度が未知数であることも多いという。新築や築浅は入居可能年齢(65歳以上)に近い人が多くなる傾向にあり、後期高齢者たちよりも比較的に健康な場合が多く、スタッフの現場経験は少なくなりがちだ。一方で、築年数が経っている所では後期高齢者も多くなりがちで、入居者の年齢が違えばまた雰囲気も変わってくる。
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