富裕層夫人がなぜ美人が多いか調査でついに判明?

今回は、中国の北京師範大学の大学生や大学院生を被験者として、デートをしてもらい、お互いにどのような印象を受けたのかというような実験を行った。
人数:182人(男121人、女61人)
年齢:18~27歳(平均20.91歳)
期間:2カ月~
※調査は北京師範大学の倫理委員会で事前に許可を得た。
それで得られた調査結果は次のようになった。
1 男性はお金を持つと、持たない状態よりも交際女性に魅力を感じなくなる。しかし、女性にはこの傾向が男性ほど見られるわけではなく男女による差が存在する。
2 男性はお金を持った時の方が、これまで以上により魅力的な女性にアプローチをする傾向にある。女性にも同じような傾向が見られる。

への評価が低いことを表す調査結果
また、もうひとつわかったことと言えば、お金を持っている状態の方が、アプローチも短期的に成功しやすいということだ。お金がすべてではないが、お金で恋愛の成否も決まりやすいという残酷な結果でもある。人間の行動が科学的に証明されたわけではないが、金銭状態によって行動に有為な差が出たようだ。「金で女は買える」という論争が過去にあったが、お金が男女の恋愛行動に大きな影響を与えていることを言い表した表現でもある。
他の金銭と男女交際の先行研究も、ここで見ておく。
・世帯収入に占める妻の収入割合が高くなればなるほど離婚の可能性が高くなる。
(Rusbult、 1983)
・男性と女性は外観、資質に対する相対的な重要度が異なる。男性はルックスを求め、さらに短期的な結果を求めるのに対して、女性はそれよりも男性の資質に目を向ける傾向が強かった。
(Shackelford、 T. K., Schmitt、 D. P. and Buss、 D. M. 2005)
・物理的(金銭など)に魅力がある男性は短期的な恋愛成功に結びつく可能性が高かった。
(Lukaszewski 2014)
もちろん、ルックスだけで選ぶのかというとそうではないという調査結果もある。「トロフィーワイフ」覆す新研究、美貌より教育?でも取り上げているが、最も強く男女を結びつける要因はルックスではなく、「類似」であるという。例えば、富裕層の家庭環境に育った同士、あるいは高学歴同士など、接触回数も多くなり、接触密度も高くなるのだろう。
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