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前澤友作氏がバスキアの絵画62億円で落札 美術館設立目指す

 ZOZOTOWN(ゾゾタウン)などを展開するスタートトゥデイの前澤友作社長が、米NYのクリスティーズオークションで現地時間10日夜に、ジャン・ミシェル・バスキアの絵画を5728万5000ドル(約62億円)で落札したことがわかった。落札作品は82年発表の無題で、角が生えた悪魔を描いたもの。バスキア作品ではこれまでで最高額となる。前澤氏は自らの現代アートの美術館設立を考えており、将来的には軸となる作品となりそうで、また一歩夢に近付いたようだ。

 前澤氏は自身がストリートカルチャーに深い影響を受けたことで、コンテンポラリーアート振興を目的とした
、現代芸術振興財団(東京・六本木)を設立して理事長も務める。この作品を初めて見た際にバスキアの最高傑作だと感じて落札することを決めていたという。自身のソーシャルメディアで「ストリート出身であるバスキアの最高傑作を、ストリートカルチャーにいろんな影響を受けた僕が、恩返しとして、日本のどこかで展示して日本のみなさんに思う存分近くで見てもらえたらなと思い、思い切って落札しました」とコメントしている。

 バスキア(1960~1988年)は、NYブルックリンに生を受けて、独学で絵を学び幼少のころから絵を描き始めた。街や地下鉄などの壁にスプレーで絵を描いて人目にとまるようになると、評価する人たちも現れていった。絵入りのポストカードやシャツなどを販売しやがては個展を開くまでとなった。現代アートの巨匠アンディ・ウォーホールと互いに認めあい共同作品を発表するなどしたが、精神的には不安定に陥り薬物依存の度合いは深まる一方で、1988年に27歳の若さで亡くなった。

バスキア
 前澤氏は自身が館長を務める美術館の建設構想も持っており、今後も多くのコンテンポラリーアート作品を購入していくと見られる。この日は他に4作品落札し、総額は約90億円に上る。前澤氏の総資産額は約20億ドルで日本円にして2000億円以上となる。

 過去にも自身の美術館設立を実現した、または実現できなかった大富豪たちがいる。古くはJPモルガン、ジョン・ロックフェラー、アンドリュー・カーネギーなどが実現している。

 現代ではモディリアーニの「横たわる裸婦」を約200億円で落札し、その代金をアメックスセンチュリオンで決済したという豪傑、アジア屈指のアートコレクターでもある中国のLiu Yiqian氏(刘益谦)は夢を実現し、現在は世界中のオークションで作品を高額落札している。
◆参考◆

 一方で、ルノアールの名画「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」を約120億円で落札するなどした大昭和製紙創業家2代目当主の斎藤了英氏は生前、メディアの囲み取材で「俺が死んだら棺桶に入れていっしょに焼いてくれ」とリップサービスして、このコメントが世界中に伝わって非難された。しかし、後日談として故郷の静岡に富士山が見える場所に美術館を建てて展示したいという強い思いがあったという。遺志は受け継がれず絵は現在、オルセー美術館にある。

 また、ピカソの青の時代に描かれた名画「ピエレットの婚礼」を75億で落札した鶴巻智徳氏は、オートポリスで一時期は展示したが事業の失敗により金融機関に差し押さえられたと言われ、現在は行方がわかっていない。名画を所有し美術館を続けることは簡単ではない面もあるようだ。

 財界人の美術館としては他にも、地中美術館(香川)=ベネッセHD福武總一郎氏や、ホキ美術館(千葉)=ホギメディカル保木将夫氏なども知られている。

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