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報酬1位 グリフィンのヘッジファンドに2260万ドルの罰金

 巨大ヘッジファンドのシタデルが、顧客に保証する利益をもたらしていなかったとして罰金を科されていたことがわかった。ウォール・ストリート・ジャーナルが報じたもので、シタデルは処分を受け入れる方針だとしている。


ケネス・グリフィン氏/Getty Images
 アメリカの規制当局は、シタデルの関連会社、シタデル・セキュリティーズ有限責任会社が、顧客に同社が保証している最良価格での売買をしなかったとして、2260万ドルの罰金を科した。同社は投資家が小売注文を行うための投資機会を制限したとされる。

 ただし、ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、シタデルは意図的に利益誘導を行った、投資家に不利をもたらそうとしたというわけではなさそうだ。

 アメリカの証券取引委員会の調査によると、罰則の原因となっているのが、シタデルが2008年から2010年にかけて小売注文の際に使用していた2つのアルゴリズムだ。

「ファストフィル」と呼ばれるそれらのアルゴリズムは、売買に関して基本的にほぼ同じ数値をはじき出すようになっており、それが売買の価格を決めていたが、時々それぞれが異なる値を示すことがあり、そうなった場合、自動的に低いほう、顧客にとって損となる価格を選択していたとされる。

 全取引のうち、約2.6%が誤った価格で売買されたとしており、その金額は顧客に保証された価格となっていなかった。

 シタデルは、著名ヘッジファンドマネジャーのケン・グリフィン氏が創業したファンドで、フォーブスが発表した2014年1月24日現在グリフィン氏の総資産額は77億ドル。
 2015年の報酬額は約17億ドルで、2014年、2015年と連続でヘッジファンドマネジャーの年間報酬額1位にランクインしている。
 2015年にはMOMA美術館に4000万ドルを寄付するなど慈善事業にも熱心なほか、二度目の離婚時には毎月100万ドルの養育費を支払うことになるなど、何事にもその金額の大きさが注目を集めている。

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