モエ・エ・シャンドン醸造最高責任者来日セミナーレポート
モエ・エ・シャンドンの定番「ブリュット アンペリアル」
初めはモエ・エ・シャンドン社の基本となる「ブリュット アンペリアル」。ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネの3種のブドウのバランスを重視したノンヴィンテージのシャンパンです。緑がかった淡い黄色で、フレッシュフルーツの爽やかな香りや白い花のようなやわらかな香りが楽しめます。しなやかな口当たり、芳醇な味わいで、余韻が長続きします。濃いピンク色がキュートな「ロゼ アンペリアル」
あたたかみのあるピンク色がキュートな、ロゼシャンパン「ロゼ アンペリアル」。野イチゴを想わせる甘くてフルーティな香りが特徴です。味わいははっきりとした果実味と凝縮感が感じられます。ノンヴィンテージのロゼシャンパンがつくられるようになったのはごく最近のことで、それまではヴィンテージのみだったそうです。モエ・エ・シャンドンでは95年に初めて、「新しいロゼシャンパン」というコンセプトのもとにリリース。他社のロゼより熟成感・凝縮感があり、かつライトで飲みやすく仕上げられています。
猛暑の年が生んだ「グラン ヴィンテージ 2003」
グランヴィンテージの中でも別格とされる2003年のヴィンテージ。モエ・エ・シャンドンの最初のヴィンテージシャンパンは1842年で、2003年は68番目のヴィンテージとなります。2003年、ヨーロッパは例外的な猛暑の年となり、その猛暑のお陰で果実の濃厚さ、複雑さ、スパイシーを兼ね備えた素晴らしいシャンパンとなりました。ドザージュの量は少なめに、自然な味わいを大切に作られました。この年のブドウは猛暑のため収穫量が1985年以来最低。グランとロゼ両方のヴィンテージを造ることに成功したグラン メゾンはモエ・エ・シャンドンのみでした。
凝縮感があるロゼ「グラン ヴィンテージ ロゼ 2003」
猛暑のお陰で別格の素晴らしさとなったグラン ヴィンテージ 2003のロゼ。同社のロゼは赤ワインの比率が他社より高めで凝縮感を味わえますが、ライトな余韻で飲みやすいのが特徴です。イチゴのような果実系のフルーティーでしっかりとした味わいが楽しめます。モエ・エ・シャンドンではその年に収穫されたブドウの最も良いものを使い、10年の間に6~7年はヴィンテージをリリース。7年くらい長めに熟成されるものが多いそうです。

「グラン ヴィンテージ ロゼ 2003」「グラン ヴィンテージ 1995」
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