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2018年最新版:ヘッジファンドの分散投資効果

 なぜ多くの機関投資家はヘッジファンドに投資するのだろうか?
 多くの個人投資家は高いリターンを求めてと答えるかもしれない。

 しかし実際には違う。多くの機関投資家がヘッジファンドに求めるのは分散投資の効果が中心なのである。つまり株式や債券が負けているときにリターンを出すことで、ポートフォリオ全体でのリターンを安定させ、リスクを下げることが目的なのだ。

 今回はBarclayHedgeのデータをもとにヘッジファンドの運用戦略ごとに分散投資効果を検証していこう。





 また各運用戦略と世界株の長期の実績を確認していこう。データは1999年12月31日から2018年11月30日までで作成した。





 ヘッジファンドは特に高いリターンを出しているわけではないが、世界株に比べてリスクが約1/3 程と低いことが分かる。リスクリターンのみで投資先を決めるとすれば期間投資家はリスク当たりのリターンを重視するため、このデータだけだと世界株よりはヘッジファンドを選好するようになるだろう。

 しかし株にはヘッジファンドにはない価格の透明性や流動性(現金化のしやすさ)など別の面から魅力があるため、株式も多く組み入れるのが普通だ。

 では株式とヘッジファンドの分散投資効果はどのくらいあるのだろうか。
 相関係数の表を見ていただきたい。




※相関性が低い20個に色を付けている。

 今回利用したBarclayHedgeのデータ上では、世界株(MSCIWorld Index)との相関性はいずれも-0.05前後と、ほぼ無相関という結果が出た。

 またヘッジファンド同士の相関性を見ると株式マーケットニュートラル戦略が比較的どの戦略とも相関性が低いことが分かる。昔はグローバルマクロ戦略がほかの戦略との相関性が低いことで有名だったが、以前よりは少し高くなっているようだ。

 このように各運用戦略が長期的に株式と異なる値動きが続いているようであれば、今後もヘッジファンドの重要性は変わらず続いていくと考えられる。

 今回はインデックスで分析したが、個別のヘッジファンドを投資するときに運用期間が短い場合は参考になるだろう。

 また投資は自己責任ではあるからこそ、理論的な裏付けも必要になるのではないだろうか。


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